片山さつき財務相の危うすぎるSNSリテラシー 運営者不明の切り抜き動画拡散、野党時代は「ハム速」紹介も

過去にはSNS投稿削除&謝罪騒動も

   片山氏の危ういSNS発信は、今回が初めてではない。過去十数年にわたり、ネットリテラシーや事実確認の甘さを露呈する場面が繰り返されてきた。

   自民党が下野していた時期の12年には、まとめサイト「ハムスター速報」の記事を旧Twitterで紹介。韓国による従軍慰安婦記念碑に関する記事に対し、片山氏は「皆さんのご協力で、撤去要請の署名、25000を超えました。ご協力ありがとうございます!」「みんな、ハム速を守ろう!」などの文言を添えた。

   しかし、この「ハムスター速報」は、当時から不確かな情報の拡散が問題視されており、片山氏が投稿する数日前には大手掲示板「2ちゃんねる」から転載禁止の通告を受けていた。当時も旧Twitterでは「元ソースからツイートした方が良いと思います」「マジでもう少し考えて」と、ドン引きする声が目立っていた。

   片山氏の「前科」はそれだけではない。14年には噴火によって多数の犠牲者を出した御嶽山について「民主党政権の事業仕分けで常時監視の対象から外れた」という趣旨の内容を旧Twitterに投稿。事実無根だったことが判明し、片山氏は謝罪と投稿削除をする羽目になった。

   コロナ禍の21年には超党派の議員連盟の活動として「空間除菌」や「空気除菌」の有効性を旧Twitterでアピール。鼻出しマスク姿の自分の画像と共に「政府機関が有効性を科学的に認定を!」と呼びかけた。この投稿は医療関係者などから「信じられないぐらい科学リテラシーが低いですね」とあきれられる始末となった。

   イラン情勢の悪化で、本来であれば円安への対応が真っ先に求められる片山氏。4月3日の夜には、円安を牽制する自らの発言のニュース記事をXで紹介。しかし、それよりも先に投稿していたのは「【速報】日本がついに『シェルター義務化』へ。片山大臣が警告『3月よりリスクは上がった』緊迫の中東情勢と20年越しの執念が繋がった瞬間 」という、やはり運営者不明の「政治系切り抜き動画」だった。

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