社民党首選「自民党を見習って、ちゃんとやりましょう」 大椿裕子氏が訴え「あまりにも何もしない決選投票」

   社民党の大椿裕子前参院議員が、初の再選挙となった社民党党首選をめぐり、Xで不満をあらわにしている。

  • 社民党首選の行方はどうなる。左から福島瑞穂氏、前副党首の大椿裕子氏
    社民党首選の行方はどうなる。左から福島瑞穂氏、前副党首の大椿裕子氏
  • 社会民主党党首の福島瑞穂氏
    社会民主党党首の福島瑞穂氏
  • 社民党前副党首の大椿裕子氏
    社民党前副党首の大椿裕子氏
  • 社民党首選の行方はどうなる。左から福島瑞穂氏、前副党首の大椿裕子氏
  • 社会民主党党首の福島瑞穂氏
  • 社民党前副党首の大椿裕子氏

討論会の開催無しの理由は「国会の予定が最優先」

   2026年3月23日に投開票された社民党の党首選は、立候補者3氏がいずれも当選に必要とされる過半数の票を獲得できず、決選投票の実施が決まった。上位2人の福島氏と大椿氏による決選投票は、4日・5日が投票日、6日開票を予定している。

   社民党は近年無投票で党首が選ばれてきたため、複数候補者による党首選は13年ぶり、決選投票が行われるのは初めてだ。

   こうした中、大椿氏は党首討論が開かれないことについて、「討論会を通じて、社民党の政策を広く伝え、活性化させるのが候補者の仕事」と訴えていた。

   一方の福島氏は大椿氏の訴えに理解を示しつつ、「国会の予定が最優先」「おっしゃることは分かりますが、もう精一杯です」としていた。

「こういうことをやっていたら社民党は党勢拡大は絶対にできない」

   大椿氏は投票日を間近に迎えた3日、Xのトーク配信サービス「スペース」で、「社民党党首選挙最終日無風の決選投票本気で変わる気ありますか? 長い党首選のふりかえり」と題した配信を行った。

   配信でも「ちょっとね、私の不満を聞いてもらってもいいでしょうか」とし、「せっかく決選投票になったのに、あまりにも何もしない決選投票だった、残念だったなと思っています」と率直な胸中を吐露した大椿氏。

   今回の党首選について「多分、日本で初めてだと思う。政党の党首を争って、女性同士が決選投票を行う選挙」とした。

   無投票での選挙が続くと「人々の民主主義に対する意識、もしくは責任といったものがどんどん薄れてしまうのでは」との懸念を明かし、「社民党の党首選挙も、ずっと無投票のままだったらダメだよな、と思って今回立候補した」とした。

   福島氏との党首選をいい機会と捉えていたとするも、「国会が忙しかったというのもあるだろうが、『ちゃんと街宣やりませんか』『討論会やりませんか』と当初から言ってきた。オンラインでもいいからやりませんかと言っていたが、結局叶わず投票日になってしまった」と不満を漏らした。

   「討論会をやらない党首選挙なんて、やってていいのか社民党は、というふうにずっと思っていた」とし、「そこまで時間なかったかな、1時間でも時間を作ってもらえなかったかなあ」とポツリ。

 

   「無風の選挙、何もしない選挙で投票に臨む。こういうことをやっていたら社民党は党勢拡大は絶対にできないと、ある意味確信した」と訴えた。

「党首選をやるなら、自民党を見習って」

   続く投稿では、支持者からの「なぜ国会が落ち着いてから決選投票をしようと提案しなかったのだろうか」との疑問を引用し、「そうすると7月中旬まで党首が決まりませんね」と返答。

   その上で、「党首選をやるなら、自民党を見習って、ちゃんとやりましょう。党首選に立候補した感想です」と訴えた。

   さらに、「今の党執行部の大椿さんへの仕打ちは大椿さんを社民党から追い出そうとしているのに等しく感じます」との声には「13年間も実質的な選挙をしなかった事の弊害が、そういう形で表れたのでしょう」としている。

さい。
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