日本向け石油のホルムズ海峡通過の見通しが立たず、政府は国民にガソリンや電気の節約などを呼びかけるべきだという声が強まっている。この夏はクーラーを我慢して、猛暑に耐えなければならないのか。高市早苗首相は2026年4月6日の参院予算委員会で、「あらゆる可能性を排除せず、臨機応変に対応する」と答弁しただけで、具体的には触れなかった。政府は、いろんなシミュレーションを始めているらしいが「旬感LIVEとれたてっ!」(関西テレビ・フジテレビ系)で、月曜レギュラーのハイヒール・リンゴ(お笑い芸人)が「これって、結局、何にも答えてないっていうか......」と不満そうに語ると、コメンテーターの鈴木哲夫氏(ジャーナリスト)が、重要物資安定確保担当の赤沢亮正大臣の周辺を取材した情報を報告した。「節電といえば、計画停電みたいに、1日5時間止めますとか、そういうものではないけれど、できる限り使わないようにしてくださいという呼びかけを出すとか、いろんなシミュレーションを始めているのは間違いないようです」ただ、「できる限り使わないように」という呼びかけでも、「できる限り」でなく、まったく使わなくなってしまう人も出てきそうだ。高市首相「石油は年明けまで大丈夫」ひどく楽観的ではないの?鈴木氏は「暑さもこれだけ異常で、(ホルムズ危機が続く中で)これからも暑いんだから、たとえば一人暮らしの高齢者は避難所みたいなところで3日間(過ごす)。そういうもっと踏み込んだ暑さ対策も必要だと、いま赤沢大臣の周辺ではシミュレーションしている状況です」と解説した。ただ、高市首相は「石油は年明けまで大丈夫」とひどく楽観的だ。それがかえって心配である。(シニアエディター関口一喜)
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