プロボクシングの元世界2階級制覇王者の亀田大毅氏(37)が、2026年4月21日にユーチューブを更新し、5月2日に東京ドームで行われる井上尚弥対中谷潤人戦を独自予想した。
「中谷選手に勝ってもらって、この試合を2回見たい」
試合は、世界的に注目されており、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、33)が、世界3階級制覇王者・中谷潤人(M・T、28)の挑戦を受ける形で行われる。
井上、中谷ともに32戦無敗で、井上は32勝(27KO)、中谷は32勝(24KO)。互いに強打を誇る選手で、右構えの井上に対して、中谷はサウスポースタイルだ。
これまで獲得した世界王座を比較すると、井上はライトフライ級(48.9キロ)、スーパーフライ級(52.1キロ)、バンタム級(53.5キロ)、スーパーバンタム級(55.3キロ)の4階級。中谷はフライ級(50.8キロ)、スーパーフライ級、バンタム級の3階級を制した。
日本ボクシング史上最大級の世界戦と称されるドリームマッチ。亀田氏は「たぶん、今後ここまで大きい日本人対決は、10年、20年ないかもしれません」と切り出し、勝負を予想する前に、中谷が勝利した場合の展開に言及した。
「例えば、中谷選手が勝つとすると、再戦がある。中谷選手が勝った場合のみ、再戦があると思う。その再戦で、たぶん井上選手が引退試合となる。井上選手が勝ったら再戦しません。たとえ、ギリギリのスプリット(2-1判定)だろうと、なかろうが、たぶん再戦をせずに(井上が)フェザー級に上げると思う」
亀田氏はあくまでも自身の希望とした上で、「再戦を見たい。中谷選手に勝ってもらって、この試合を2回見たい。単純に2回見たい。今まで、全世界でもう1度見たいという試合がある。そういう試合になるのではないかと思う」との見解を示した。
そして、次のように勝敗を予想した。
「8ラウンドから10ラウンドの間にストップ。井上選手がTKO勝利」
「どういう試合になるのか。井上選手が後半にKOする。井上選手は、僕の中ではスーパーフライ級、バンタム級時代が最強だと思っている。スーパーバンタム級になってから、井上選手のパワーが、1発で倒れなくなってきている。これが現実。この階級で、判定で勝つのもすごいが、パワーが通用しなくなっている中で、1番危険な相手が来た」
さらに、「井上選手は勝ちに徹する」とし、「中谷選手は無防備に入っていくラフなところがある。そこをカウンターで取って行くラウンドが、中盤から終盤にかけて出てきて(ダメージが)蓄積する。8ラウンドから10ラウンドの間にストップ。井上選手がTKO勝利」と具体的なラウンドを示した。
無敗を誇る井上は、24年5月のルイス・ネリ戦で、左フックを受けプロ初ダウンを喫した。25年5月のラモン・カルデナス戦でも、同じく左フックを浴びてダウンを喫している。サウスポーの中谷は、強烈な左フックを武器に持つパンチャーで、井上にとって要警戒となる。
井上の過去のダウンの内容を踏まえ、亀田氏は「井上選手がヤバい展開になるのは、くっついた(接近した)時」とし、「左のオーバーハンドが入ってしまう可能性がある。そうなったら終わってしまう可能性がある。ただ、僕の予想は、そのパンチをもらわない。もらう位置にいない。いたとしても、しっかりブロックしている。これができれば井上選手が圧勝する」と分析した。
最強挑戦者を迎える井上は、20日に横浜市内のジムで練習を公開。同日にインスタグラムを更新し、「本日試合前公開練習でした!バッチバチに仕上がってます!」と順調な仕上がりをアピールした。