ロシアで異変? 戦勝記念日に登場しない戦車、ミサイル、装甲車...「プーチン大統領は何かを恐れている」のか

プーチン大統領の警備が強化され、モスクワではネット障害

   名越さんは「今年になってプーチン大統領の警備が強化されたり、公の場への登場回数が減ったりしている。政権内部に何か動きが出ているのではないか」と推測する。CNNが欧州の情報機関による報告書として報じたのが「自分を標的とした陰謀やクーデターのリスクを懸念、特にロシアの政治エリートによる暗殺にドローンが使用される可能性を警戒」という。

   また、ウクライナメディアはモスクワで起きているネット障害は大統領の安全対策、特にドローン攻撃に対する防御策だとしている。名越さんは「昨年12月の軍幹部爆殺事件以降プーチン氏の登場回数もかなり減少し、軍事基地を訪問していない。軍の不審な動きを警戒している可能性もある」と指摘する。

   アメリカのトランプ大統領暗殺未遂事件と同じように、強権で政治を進めていく指導者にとって怖いのがテロやクーデターである。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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