高校生ら死傷のマイクロバス事故、責任の所在は? 「命を預かる車の運転」問われる安全管理体制

責任の所在は?

   コメンテーターの神保拓也さんは「大きく分けるとナンバーは緑色と白色があって、緑ナンバーはお客様を有償で運ぶ、あるいはお金をいただいて物を運ぶプロ。今回の場合、すごく難しくなっているのは、学校側から貸し切りバス、つまり緑ナンバーでの正規のルートでの発注ではない要望にバス会社が応えた。しかし、自社の緑ナンバーの車両を使うのではなく、別のレンタカー会社から白ナンバーのマイクロバスを借りた。しかも、自社の正社員運転手ではなく、営業担当の知人の知人、つまり、もはや赤の他人ですが、その人に運転をまかせたということで、3重にずれている。運転手の点呼もないし、健康チェックもない。運行指示書もない、そして運転手の経歴のチェックもしないという形になるので、責任の所在が捜査過程でいろいろ出てくる。間に入ったバス会社がこういう形で車を手配しているのは白バスを手配していると言われてもおかしくない」と話す。

   バスの事故が起きるたびにバス会社の管理が問われ続けてきたが、またもやずさんな管理が浮き彫りになった。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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