ハンタウイルス研究の第一人者が疑問に答える...「モーニングショー」で コロナとは感染力が違うのか

「何が濃厚接触なのかわからない」

   石原良純さんは「コロナとは違う?そこが皆さんやっぱり気になるところ」と有川さんに聞く。有川さんは「コロナとは違う。なぜ違うかというと研究レベルではわからないが、疫学的な現象としてコロナの場合は非常に早く人から人に伝わって2次感染、3次感染が起きるとわかっているが、ハンタウイルスの場合は結果的にそういうことが起きていない」と話した。

   玉川徹さんはハンタウイルスのヒトからヒトへの感染ルートとして「長時間の濃厚接触に限定される」点について有川さんに質問。「何が濃厚接触なのかわからない。ハンタウイルスに関して言えばどの程度の接触をすると感染の危険性があるのか。日常で言うと、同じレストランの中で隣のテーブルで話をしていてコロナの場合は感染した。あとは駅や電車では感染するのかどうなのか」と聞く。

   有川さんは「そこが感染症対策の一番の問題で、人間は個体差がある。学生にも講義室で言うが、この中にインフルエンザでせきをした人がいてウイルスがばらまかれればみんな同じウイルスを吸う。それでも来週インフルエンザになる人は1人か2人で、ほとんどの人間がかからない。それは個体差があるからだと。なかなか決められないというところが感染症の難しいところで、それが皆さんこれから実感として理解されていくところだろう」と話す。

   石原さんや玉川さんに限らず、ハンタウイルスが日本に及ぼす影響については敏感にならざるをえない。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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