新天地で復活の道は険しい...巨人・松本剛、打率1割台と打撃不振 センターの定位置剥奪の危機に

   昨オフに日本ハムから巨人にFA移籍した松本剛が苦しんでいる。2026年シーズン、ここまで33試合出場で打率.190、0本塁打、2打点。開幕から「2番・中堅」でスタメン起用されてきたが、出塁率.238はチャンスメークの役割を果たしているとは言えない。5月の先発出場は2試合のみ。センターの定位置剥奪の危機を迎えている。

  • 読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム
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「打撃の復調がレギュラー奪取のカギに」

「外野の守備能力がチーム屈指であることは間違いありません。状況判断に優れ、球際に強い。昨年は外野陣に記録に出ないミスが多かったことを考えると、守備面では貢献していると思います。ただ、打撃の状態が一向に上向かないとなると厳しい。鋭い打球が少なく、長打は二塁打の2本のみと相手バッテリーに脅威を与えられていない。打撃の復調がレギュラー奪取のカギになりますね」(スポーツ紙記者)

   松本は日本ハム時代の22年に打率.347で首位打者を獲得したが、その後は下降線をたどっている。昨年は66試合出場で打率.188、0本塁打、7打点。わずか3盗塁と前年の20盗塁から大幅に減少した。万波中正、水谷瞬、野村佑希、五十幡亮汰、矢澤宏太と伸び盛りの選手が多い中で存在感が薄くなっていた。

   昨オフにFA権を行使すると巨人が獲得に動き、2年総額推定2億5000万円で契約合意。攻守の中心選手として期待されたが、新天地で復活の道は険しくなっている。

   巨人は24年オフにソフトバンクからFAで獲得した甲斐拓也が、今年は捕手陣の競争で生き残れずに開幕からファームで調整している。出場機会を一度失うと、首脳陣の信頼を取り戻すのは難しい。松本はこの逆境を乗り越えられるか。

(中町顕吾)

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