辺野古沖事故めぐり「ものすごく腹立たしく思ってます」 国民・伊藤孝恵議員、メディア姿勢を痛烈批判

   国民民主党の伊藤孝恵参院議員が、2026年5月13日に公開されたYouTube動画に出演し、沖縄の辺野古沖で発生した船転覆・死亡事故をめぐるメディアの報道姿勢を批判した。

   複数報道によると、3月16日に平和学習中の同志社国際高校の生徒18人と乗組員を乗せた船2隻が転覆し、女子生徒と船長が死亡した。

  • 沖縄の辺野古沖で船転覆・死亡事故が起きた(提供:第十一管区海上保安本部/AP/アフロ)
    沖縄の辺野古沖で船転覆・死亡事故が起きた(提供:第十一管区海上保安本部/AP/アフロ)
  • 伊藤孝恵氏のX(@itotakae0630)より
    伊藤孝恵氏のX(@itotakae0630)より
  • 沖縄の辺野古沖で船転覆・死亡事故が起きた(提供:第十一管区海上保安本部/AP/アフロ)
  • 伊藤孝恵氏のX(@itotakae0630)より

「こんなにメディアが報道しないのは一体なぜなんだろうと」

   今回は経済系YouTubeチャンネル「真相深入り!虎ノ門ニュース」で公開された動画で、伊藤氏が経済ジャーナリスト・須田慎一郎氏と事故について対談した。

   伊藤氏のプロフィールによると、伊藤氏はテレビ大阪(TVO)社員時代、大阪府警記者クラブで事件事故を取材した経験がある。伊藤氏はメディアの報道姿勢を「課題に思っている」として、「こんなにメディアが報道しないのは一体なぜなんだろうというところは、少し、我々は中にいたものからすると、なんとなく匂うところはありますけど。それはでも普通にご覧になってる皆さんからして分からないものだと思います」と切り込んだ。

   報道には「筋」と「サイド」があり、前者は犯罪の構成要件を報じるもので、いずれ裁判などを通じて明らかになる内容だと説明した。一方で、

「報道がやるべきところは、まさに『サイド』。どうしてこの平和教育というのがなされるに至ったのか、それはどういう関係性で、その中ではどういうことが行われていて、それは一体なぜなのか」

と列挙した伊藤氏。続けて、下記のように訴えた。

「(生徒の)お父様も全容が知りたい、背景全て知りたいっていう風の、その全てというものは警察の捜査、海自の調査だけでは明らかにならないので。そこをやっぱり埋めていくっていう、その矜持はメディアにはないのか、っていうところはものすごく腹立たしく思ってます」

「遺族の『note』を読んでるの?って」

   なかには沖縄の主要メディアは十分な報道を行っているという声もみられるとの論点には、伊藤氏は「いやいや」と首を横に振った。下記のような考えを伝えている。

「一般的に公表された、いわゆるリリースされたとか、記者会見で明らかになったっていうものをただ文字化したことを、もし報道だという風におっしゃっているのであれば、それは大きな間違いですし。

『誹謗中傷にめげず抗議行動を続けてほしい』なんていうのを読者の声として紹介したというようなメディアがあったやに、まぁ訂正をされましたけども。遺族の『note』を読んでるの?って。遺族は、そんな抗議行動のために(生徒が船に)乗ったわけじゃない、彼女が何か思想的なものを持って沖縄に行ったんじゃない、ただただ友達とただただ綺麗なサンゴ礁が見たかったと言う......その17 歳の子の人生をもって、自分たちの抗議行動っていうのを正当化するための何かパーツにするなよ!って、分かるだろ!っていうのはものすごく思ってます」
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