奥多摩で下半身だけの遺体発見、クマによる被害か 「対策をとらなければ将来的に府中あたりまで...」専門家の見方

   東京・奥多摩山中で2026年5月19日に人間の下半身だけ残された遺体が見つかり、動物に荒らされた痕があったことから警視庁はクマなど大型動物によるものとみている。5月20日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)はクマによる相次ぐ被害を「災害レベル」と位置づけた。専門家は、「クマの分布域が東方向に拡大している」と見る。

  • 東京・奥多摩山中で、クマによる被害か(写真はイメージ)
    東京・奥多摩山中で、クマによる被害か(写真はイメージ)
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    東京・奥多摩山中で、クマによる被害か(写真はイメージ)
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都内のツキノワグマ推定個体数は120~378頭

   クマの生態に詳しい東京農工大学大学院教授の小池伸介さんによると「徐々に東の方向に分布域が拡大し、生息域が変化している」という。東京都の令和7年度の調査では、都内のツキノワグマの個体数も120~378頭と増加傾向にあるという。

   小池さんは「過去には多摩川沿いの雑木林でイノシシやシカが出没、クマも同じように川沿いを通り東に行く可能性が高い。このまま対策をとらなければ将来的に府中あたりまで移動する可能性はある」と見ている。府中市となると、東京都のほぼ真ん中で、その東には三鷹市や調布市がある。

   コメンテーターの安部敏樹さんは「下半身の遺体の話は結構怖くて、今までだと、人の味を覚えてしまったかもしれないクマを特定して駆除するということがある程度行われてきたが、どのクマが人を襲ったのか判断は難しい。山の中にいる一定の割合のクマが、もしかしたら人の味を覚えたり人里に行こうとしたりしているというのが前提になると、これまでのクマとの向き合い方とは違う向き合い方になる」と話す。

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