「重く受け止めていただき、是正につなげていただきたい」
記者から現在の思いについて尋ねられた松本氏は、改めてお悔やみの言葉を述べた上で「今回の件を大変重く見て、立ち入りで聞き取りを行うなど丁寧な対応を行ってきたところだ」と説明。学校に対し、「重く受け止めていただき、それをしっかりと是正につなげていただきたい」とした。
教育基本法第14条第2項に反するとした同省の見解をめぐる具体的な内容を問う質問では、辺野古への移設工事に関する学習において、以下4点の問題があったとした。
「船長が日常的に抗議活動を行い、生徒を乗せる船が抗議船であるという認識を教員の相当数が持っていた中で抗議船による見学プログラムを実施していたこと」
「研修旅行初日の開会礼拝において、牧師が複数年にわたって抗議活動に関する説明を行っていたこと」
「過去の研修旅行のしおりにヘリ基地反対協議会による座り込みをお願いする文章を掲載していたこと」
「生徒の考えが深まるようなさまざまな見解を十分に提示していなかったこと」
なお、文科省が学校やその教育内容について、教育基本法第14条第2項の違反を認めたのは今回が初めての事案だという。