マイナ免許証一本化でレンタカー「借りられない」は本当? 多くは対応済みだが...「タイムズ」など一部で未実施店も

   マイナンバーカードと運転免許証の一本化が開始してから1年以上が経過した。しかし、SNSでは、一本化したことでレンタカーが借りられなかったとする投稿が注目を集めている。

   実際の状況はどうなのだろうか。レンタカー各社の対応をまとめた。

  • マイナ免許証とレンタカーをめぐる話題がXで注目を集めた(画像はイメージ)
    マイナ免許証とレンタカーをめぐる話題がXで注目を集めた(画像はイメージ)
  • 警察庁公開のマイナ免許証一本化のポスター
    警察庁公開のマイナ免許証一本化のポスター
  • マイナ免許証とレンタカーをめぐる話題がXで注目を集めた(画像はイメージ)
  • 警察庁公開のマイナ免許証一本化のポスター

25年3月24日からマイナ免許証運用開始

   マイナンバーカードと運転免許証の一本化は、2025年3月24日から運用を開始。これにより、免許証の持ち方として、(1)運転免許証の免許情報が記録されたマイナンバーカード(マイナ免許証)のみを保有、(2)マイナ免許証と運転免許証の2枚を保有、(3)運転免許証のみ保有(=従来通り)から選べるようになった。

   なお、マイナ免許証の券面には免許種別、有効期間といった免許情報が記載されない。そのため、免許情報を確認するには、「マイナポータル」にログインもしくは「マイナ免許証読み取りアプリ」を利用する必要がある。

   警察庁のサイトでは、マイナ免許証のみ保有している人は住所・氏名の変更手続がワンストップで済むことや、優良運転者・一般運転者の更新時講習がオンラインで受講できるようになることなどをメリットとして挙げている。

   しかしSNSでは、マイナ免許証でレンタカーが借りられなかったとする投稿が散見される。26年5月ごろにも、マイナ免許証に一本化したためレンタカーが借りられなかったとするポストがXに投稿され、注目を集めた。

   実際、レンタカー各社の対応はどうなのだろうか。

多くのレンタカー店で「マイナ免許証」対応可能

   26年5月25日時点で、日産レンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー、ニッポンレンタカー、JR駅レンタカー、バジェットレンタカー、ニコニコレンタカー、三菱レンタカー、スカイレンタカーについては、マイナ免許証での利用に対応している。各社の公式サイトで確認できた。

   なお、いずれも、自身のスマートフォン等に「マイナ免許証読み取りアプリ」をインストールし、アプリで運転免許情報を読み取ることが必要だ。上記のうちJR駅レンタカーのみ、「マイナポータル」にログインして免許情報を提示する方法でも可能だと公式サイトで案内している。

   Jネットレンタカーでも「マイナ免許証読み取りアプリ」での読み取りによるマイナ免許証の利用に対応しているものの、セルフ受付店舗「カースマートカウンター」4店舗と、小豆島店(香川県)、小豆島坂手港店(香川県)、屋久島店(鹿児島県)では対応してない。

   Jネットレンタカーによると、小豆島店、小豆島坂手港店、屋久島店でのマイナ免許証対応の予定は未定という。

マイナ免許証に対応していないレンタカー店は

   一方で、タイムズカーレンタル、大阪・和歌山に展開している「ロコレン」、愛知を中心に展開する「ジャパンレンタカー」では、マイナ免許証に対応せず、従来通りの運転免許証のみでの利用としている。

   タイムズカーレンタルを運営するパーク24は、取材に応じ、マイナ免許証に対応していない理由として、「当社システムと適切に連携可能なマイナ免許証の読み取り機器やソフトウェアが存在していないため」と回答。今後、「当社システムと適切に連携できる読み取り機器やソフトフェアが整い次第順次対応予定」と説明した。

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