2026年5月28日放送の「情報ライブミヤネ屋」(日本テレビ系)は世界初の完全養殖ウナギをとりあげた。今までの養殖ウナギと違うのは、これまでは天然の稚魚を捕獲、成魚まで育てて出荷、という段取りだったが、完全養殖は、卵→稚魚→成魚→卵という養殖内でのサイクルができあがっている。
「結局天然の方がおいしいよね、とならないように」
その完全養殖ウナギは5月29日に山田水産から販売される。店頭価格は一尾4500円の予定。一尾あたりの完全養殖のコストが下がり、2016年度が4万円だったのが現在は1800円に、今後は800円を目標にするという。コスト減の理由として、エサを安価なものに変更、水槽の改良で生存率が増えたということだ。
日本鰻輸入組合によると、豊漁・不漁に左右されず供給量が安定するため市場価格も安くなる可能性があるという。コメンテーターで元ユニクロ執行役員の神保拓也さんは「企業努力で世界中の研究者がトライしてなかなか実現できなかったもので、とうとうここまできたかということだ。あとは味で消費者が結局天然の方がおいしいよね、ということにならないように、味がしっかりしないと消費につながっていかない」と話す。