「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物エトミデートを使用したとして、医薬品医療機器法違反の罪で拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた元広島の羽月隆太郎氏が2026年5月28日、TikTokで動画を生配信した内容が大きな波紋を呼んでいる。「軽率な考えをもってやめることができませんでした」羽月氏はスーツに緑のネクタイ姿で姿を現すと、昨年4月からエトミデートを使用した経緯について、「ある知人から『シーシャ』だと言われて、渡されたものを使用していました。『よく眠れるようになる』、『リラックス効果ある』などと説明を受けていました」と告白。昨年11月末に家族に違法性を指摘されたが、「周囲の環境に流され、問題ないだろうという軽率な考えをもってやめることができませんでした」と声を落とした。5月15日の初公判で、球団内の他の選手もエトミデートの使用を示唆していたが、この動画内で「私を含めて6人が同じ人物から購入していました」と具体的な人数に言及。実名は挙げなかった。警察の取り調べで他の選手の使用についても供述したことを明かし、「警察からは『グレーを逮捕することはできない』、球団からは『グレーを黒と同じ処分にはできない』と言われました。ここで言う『黒』とは、尿検査で陽性が出ることです」とした上で、「保釈後、仲間だと思っていた人たちから連絡はありませんでした。結果として仕事を失い、仲間だと思っていた人たちは離れていきました」と複雑な表情を浮かべた。「広島は静観していますが...」何度も謝罪を繰り返した約12分間の動画は、各メディアで大きく取り上げられている。SNS上では「6人が使用していたことが事実ならあまりにも危機意識が低すぎる」、「ファンとして落胆しかない。羽月以外の5人がこのまま逃げ切って野球を続けていることが腑に落ちない」などの声があがった。スポーツ紙デスクは「広島は静観していますが、羽月が今後も動画の生配信でさらに踏み込んだ発言をする可能性がある。そうなると、球団に対する批判の声がさらに高まるでしょう」と指摘する。羽月以外に5人の選手が使用したことが事実だったとしても証拠がないため不問に付される可能性は高いが、動向が注目される。(中町顕吾)
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