Booking.comシステムへの不正アクセス問題 ホテル運営ポラリス社、売上金口座が改ざんされ900万円の被害

Booking.comにアクセスログの開示要請と調査実施を協議中

   ポラリスは国内で101ホテル、海外で15ホテルを運営する。そのうち「ココホテルズ」は異常状検知の前日である5月22日に「当ホテルグループおよび宿泊予約サイトを装った不審なメールやメッセージ」への注意喚起を公式サイトに載せていた。それによると「特に、Booking.comのメッセージ機能やWhatsApp等のメッセージアプリを通じて、不正なリンクへ誘導する事例」があり、リンクにアクセスしないよう予約客に呼びかけていた。

   ポラリスは5月28日の告知で「現時点において、顧客のクレジット情報の漏洩は未確認」とし、個人情報の漏洩の有無や範囲について「精査中」としている。また、関連システムのパスワードを全てのホテルで変更したといい、Booking.comに対してはアクセスログの開示要請と調査実施をめぐって協議していると述べている。

   Booking.comの日本法人は取材に「引き続き関連する宿泊施設と連携し、状況の確認および必要な対応を進めている」と回答した。

(ジャーナリスト 橋本聡)

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