衆院選挙や自民党総裁選で、高市首相の陣営が対立候補を中傷する動画を流したという週刊文春の報道を巡って、疑惑が指摘されている公設秘書が自ら釈明すべきだという声が強まっている。2026年6月8日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)でも、「このままでは疑惑追及は終わらない」と取り上げた。
第6弾、第7弾の記事が出る可能性は?
レギュラーコメンテーターの玉川徹氏(ジャーナリスト)は、「今までの文春の報道のあり方を見ていると、これで(追及が)止まるかなとちょっと思うんですよね。もう第5弾まできているわけじゃないですか」と、第6弾、第7弾の記事が出るとみる。そこには、中傷動画を作成した人物と高市首相の公設秘書とのやり取りを記録したzoomの映像と音声が掲載されるのではないかと推測した。
玉川氏はこう解説する。
「本当にzoomのやりとりがあって、それを(週刊文春が)入手していると仮定します。そうすると映像もあるかもしれない。その前にメールのやりとりがあるはずです。URLを送るとか」
「記事を読むと、ショートメッセージのやりとりもある。電話番号やアドレスが事務所関係者のものかどうかは、(高市首相が)証明できる話だと思うんですよ」
はぐらかしで乗り切れるか
文春がそうした映像や音声、電話番号やアドレスを入手していれば、それがだれのものかなどを明らかにしていくだろう。司会の羽鳥慎一アナは「逆に、高市総理側からすれば、『そうじゃないでしょ』とそれで証明できるというわけですよね」と説明を加える。
玉川氏は「こんなアドレスはうちの事務所のものでも、秘書のものでもありませんと言えば、それで(疑惑は)おしまいです」と同意した。
高市首相が「有料サイトなので見ない」「秘書の音声か判断できない」とはぐらかし続けると、かえって追い込まれるということだ。
(シニアエディター 関口一喜)