「110番!」叫ぶ男性をボンネットに載せタクシー発進 人身事故で日本交通が謝罪「あってはならない」

「トラブルの原因については、警察が捜査しています」

   男性がクラクションを鳴らしたところ、タクシーもクラクションを鳴らし、運転手が「どけよ!」と怒鳴ったという。男性は、車から降りてクレームを入れようとしたところ、今回のようなトラブルになったと説明している。

   男性の車に設置されていたというドライブレコーダーの映像も投稿された。それを見ると、男性がタクシーを止めて話そうとしたが、そのまま走り出して、男性がボンネットの上に載る姿が映っていた。

   投稿では、400メートルほど走って、停車中の別のタクシーに衝突し、男性は前に投げ出されたとしている。

   タクシーを運行している日本交通の広報室は6月17日、J-CASTニュースの取材に対し、運転手が男性をボンネットに載せたままタクシーを走らせた事実を認めた。運転手は、40代の男性社員だとし、ボンネットに載せられた男性とみられるXアカウントが投稿した状況は、ほぼ間違いないとした。

「タクシーから客が降りているところで、一般ドライバーの方とトラブルになったと聞いています。トラブルの原因については、警察が捜査していますので、詳しい状況は分かりません。しかし、運転手の言動は不適切で、著しく危険な行為だったと認識しており、誠に申し訳ありません。しかるべき処分を検討しています。警察の捜査には、しっかりと対応したいと考えています」

   男性は、体のどこかに打撲を負ったといい、警察が傷害の疑いで調べていると聞いていると説明した。運転手は、自ら110番通報したとし、逮捕されずに任意で調べを受けているという。

   運転手がなぜ男性をボンネットに載せたまま発進したのかについては、動機は警察が調べているとして明らかにしなかった。

「一般ドライバーの方に対しては、運転手が所属する営業所が対応しています。あってはならないことで、社内での教育を徹底して、再発防止を図りたいと考えています」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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