電動キックボードによる死亡事故がついに起きてしまった。2026年6月17日放送の「旬感LIVE とれたてっ!」(フジテレビ系)は新しい移動手段として急激に拡大する電動キックボードの問題点を取り上げた。
急成長、2万5000台以上で、全国1万7500カ所以上に拠点
番組は、6月2日に発生した軽トラックと電動キックボードによる死亡事故を振り返る。電動キックボード「LUUP」は2021年のサービス開始以来急成長、車両数は2万5000台以上で、今や全国17都道府県1万7500カ所以上に拠点がある。16歳以上なら免許不要で公道を走れるので手軽に利用しやすい。
違反が後を絶たないという。大阪府内では昨年1年間で電動キックボードの違反で約4900件が検挙された。LUUP社は初めての利用時に交通ルールテストを実施、「満点合格」しないと運転できないなどの安全対策をとっているというが、実効性には疑問符がつく。
LUUPを利用したことがあるという俳優でタレントの岡田結実さんは「正直、私もLUUPが出た時にめっちゃかっこいいじゃんと思って1、2回乗った。でも全然操作できなくて(ころんで)ひざがすりむけて、それから乗らなくなった。結構びゅーんとスピード出る。かわいいし、オシャレだし、便利なんだけど、事故が起きる確率が高いというのは身をもって体験したので、もうちょっと(ルールが)厳しくてもいいと思う」と話した。
橋下徹さん「安全に対しての企業努力を」
弁護士の橋下徹さんは「ヨーロッパではマナーが悪くて反対運動が起きて、パリなんかは禁止になってしまった。ものすごく便利だから使う側も注意しないと禁止という声が出てしまう。速度を制限するとか、一方通行などの場所は監視して乗れないようにする。マイナンバーに紐づけて違反を記録させ、一定の限度を超えたらその人は乗れなくするとか、LUUP側が一所懸命がんばれば乗り越えられると思う。それをやらないと、どうしても反対運動が起きると思う」と企業側の努力を注文した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)