【サッカーW杯】韓国は「日本を教材にすべき」 オランダ苦しめた「完成度高い戦術」必要...地元メディア提言

    韓国スポーツメディア「スポーツソウル」(ウェブ版)は2026年6月17日、サッカーのワールドカップ(W杯)韓国代表の特集記事を組み、「韓国は日本を教材にすべき」との見解を示した。

  • チェコ戦勝利の韓国代表(FIFAインスタグラムより)
    チェコ戦勝利の韓国代表(FIFAインスタグラムより)
  • チェコ戦勝利の韓国代表(FIFAインスタグラムより)

「日本は全体的には高水準のプレーを見せた」

    W杯北中米大会グループAの韓国は、12日にメキシコ・グアダラハラ行われたグループステージ第1節で、チェコを2-1で破り白星発進した。19日に第2節がグアダラハラで行われる予定で、地元メキシコと対戦する。

    一方、グループFの日本は、15日に米ダラス・スタジアムで行われた第1節で、オランダと対戦し2-2で引き分けた。FIFAランキング8位で優勝候補のオランダを相手に、貴重な勝ち点「1」を獲得した。

    日本とライバル関係にあり、ともにグループステージ突破を目指す韓国。地元スポーツメディア「スポーツソウル」は、「オランダを苦しめた日本の『逆足のウイングバック』戦術...『攻撃力の強化』が必要な今、ホン・ミョンボ監督が参考にすべき教訓」とのタイトルで記事を展開した。

    同メディアは「日本の3バックは、韓国に比べて完成度が高い。その鍵はサイドにある」と指摘し、オランダ戦に言及した。

    「(日本は)ラインを下げず、前線からのプレッシングもせず、その代わりにミドルブロックで攻守30メートルの間隔を保ち、スペースを与えない戦術でオランダを苦しめた。結局、個人の能力によって失点してしまったものの、全体的には高水準のプレーを見せたと言える」

    そして、森保一監督(57)の戦術を分析した。

    「戦術的に最も目立った特徴は『逆足のウイングバック』だ。日本は左サイドに右利きの中村敬斗を、右サイドに左利きの堂安律を配置した。得意な足でクロスを上げるのではなく、内側に詰めてプレーできる構造を設計した。守備の場面では守備に集中するが、攻撃時には両選手ともラインを高く上げ、ウインガーのように動いた。その代わり、左右のストッパーがサイドに張り付いて攻撃をサポートした。特に左サイドの場合、伊藤洋輝がサイドバックもこなすセンターバックであるため、部分戦術の完成度が高かった」

「韓国が日本の戦術を完璧に実行するのは容易ではないが...」

    今大会、韓国代表を率いるのは、Jリーグでプレーした経験を持つレジェンド、ホン・ミョンボ監督(57)だ。監督して14年W杯ブラジル大会で指揮を執り、今大会がW杯2度目の監督となる。

    「スポーツソウル」は、「韓国がこの戦術を完璧に実行するのは容易ではない」と指摘しつつ、自国代表の「可能性」に言及した。

    「ホン・ミョンボ監督が3バックを採用してからまだ1年しか経っていない。選手構成も頻繁に変わっているため、すぐにワールドカップで逆足ウイングバックを活用するのは難しい。ただ、右サイドにイェンス・カストロフを起用すれば、日本と同様に、攻撃を展開する余地はある。左サイドのストッパー、イ・ギヒョクの場合は、伊藤のようにセンターバックとサイドバックの両方をこなす。この2選手の組み合わせによる相乗効果は、すでにトリニダード・トバゴ戦(5月30日=テストマッチ)で証明されている」

    グループAは、地元メキシコ、韓国、チェコ、南アフリカが属している。メキシコと韓国が、それぞれ第1節で勝利し勝ち点「3」を獲得。第2節は19日に行われ、メキシコ・グアダラハラで韓国対メキシコ戦、米アトランタでチェコ対南アフリカ戦が行なわれる。

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