「頭はガンガンするし、足元もフラフラでした」
問題はそこからだった。山田さんは完全に酔いが回っており、まともに歩くことも難しかった。
「頭はガンガンするし、足元もフラフラでした」
駅員から体調を心配されても、うまく返事ができなかったという。当然、その時間帯に福岡方面へ戻る電車は残っていなかった。
結局、山田さんは始発までの駅の近辺で時間を潰すことになったという。
「今思い返しても情けないです」
財布や携帯電話を紛失しなかったのは好運だった。
「若い頃に、似たような失敗をした人は意外と多いんじゃないでしょうか」
今でも終電で眠り込んでいる人を見ると、当時の自分を思い出すという。
「今となっては笑い話ですが、もう二度と経験したくありません」
この経験以降、帰れる状態までしか飲まない、寝過ごさない――。飲酒量を意識するようになったそうだ。
「無事に家に帰るまでが、飲み会だと思っています(笑)」
終電での寝過ごしは、思わぬ事故や盗難などにつながる可能性がある。楽しい時間を思い出で終わらせるためにも、自分の限界を知りながら節度をもってお酒を楽しんでほしい。