海保「動画だけでは動けないが、パトロールは強化」
従業員らの行為について、飯岡屋水産は6月23日、J-CASTニュースの取材に対し、次のようにスタッフが説明した。
「現在は、弁護士に相談しております。大変申し訳ありませんが、個別対応はしかねますので、一切お答えできません」
大洗町の公式サイトによると、町内では、第1サンビーチと第2サンビーチのみ潮干狩りが楽しめる。ただし、1人当たり1日1キログラムまでなどの制限がある。第3サンビーチについては、保護区域となっており、ハマグリ採取は禁止されている。
大洗海岸などでハマグリ密漁を取り締まっている茨城海上保安部は23日、投稿動画は把握しているとして、警備救難課の担当者が取材にこう答えた。
「映った防波堤から見れば、おそらく第3サンビーチとみられます。動画の内容から、1袋で3キロ以上はあると思います。保護区域でハマグリを採ったとみられますので、海に戻してもらわないといけません」
規制については、茨城海区漁業調整委員会が指示を出しており、動画の行為は指示違反に当たるとした。違反者に対しては、県や海保が行政指導することになっている。
「動画だけでは、動くことはありません。いつのことか分かりませんので、水産会社に事情も聴いていません。しかし、パトロールは強化したいと考えています」
茨城海保によると、もしパトロールで再度違反が見つかれば、行政指導を行うとともに、調整委員会にも通報して、茨城県から違反者に保護区域での採取禁止が命じられる。それでも、採取すれば、今度は漁業法違反で刑事罰に問われるとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)