プロ野球中日の元投手コーチで野球解説者の阿波野秀幸氏(60)が、2026年6月23日にユーチューブを更新し、大リーグのナショナルズ2Aハリスバーグから巨人に移籍した小笠原慎之介投手(28)について「戻ってくるなら中日だと思っていた」と語った。日本復帰聞いて「『えっ、もう?』という感じでした」小笠原は、24年オフにポスティングシステムを利用して中日からワシントン・ナショナルズに移籍した。米メディアによると、2年総額350万ドル(約5億6000万円)で契約したという。25年シーズンは、マイナーリーグで開幕を迎え、7月7日に大リーグに昇格した。主に中継ぎとして23試合に登板して1勝1敗、防御率6.98だった。米2年目の今季は、ナショナルズ傘下の2Aで開幕を迎えた。4月に3Aに昇格して3試合に登板した後、2Aに降格。その後、大リーグに昇格することなく、17日に巨人と契約したことが発表された。中日の投手コーチ時代、小笠原を指導した阿波野氏は、小笠原の投球スタイルについて「とにかく強気で、気持ちの強いピッチャー。(当時)技術は、まだまだ伸びしろがあると思っていた。試合に対して、バッターを抑えるということに対して貪欲だった」と解説した。そして、今季に関して「マイナーで投げている時間の方が多かった」と切り出し、日本球界電撃復帰について、「ちょっと連絡をしたときには、『(米国で)いい経験ができている。こういう経験はなかなかできない。その中で頑張ります』と。まさか日本で...。『えっ、もう?』という感じでした」と率直に語った。東海大相模高校出身の小笠原は、15年ドラフト会議で中日から1位指名を受けて入団。中日では9年間プレーし、通算46勝65敗、防御率3.62を記録した。小笠原の性格を知る阿波野氏は、日本球界復帰に際して、古巣・中日ではなく巨人を選択した理由について、次のように推測した。「小笠原は名古屋もすごく気に入っていた」「(小笠原は)名古屋もすごく気に入っていたし、ドラゴンズ(中日)のメンバーと離れるのも寂しいと。戻ってくるなら中日だと思っていた。それがジャイアンツだった。これは本当の話を聞かないと。実際に、(中日が)獲得に乗り出したかどうか。いの1番でドラゴンズが獲得に乗り出していれば、条件よりも戻ってきたと思う」さらに、中日のチーム事情に言及した。「FAとかポスティングでいなくなるのは、球団のフロントは想定内。そのために、同じ左投手を獲得するとか。ドラゴンズは先発投手が育ってきている。同じ左投手で言うと、金丸夢斗がローテーションの一角を守っている。再びチームに戻るとなると、ローテーションの一角を1つ預けなければならない。そうなると、これからの投手の登板機会が減る。そういう兼ね合いもあると思う」中日は今季、開幕から低迷し、23日時点で借金「17」のリーグ最下位だ。一方の巨人は、セ・パ交流戦で巻き返し、阪神と同率で首位に立っている。スポーツ紙によると、球団は先発ローテーションの一角として期待している。
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