高市首相「働いて働いて働いて」はどこに? 疑惑に事実上答弁拒否、「寝てない」アピールに失望と批判

識者は論点すり替えに警戒、芸能人からは擁護論も

   高千穂大の五野井郁夫教授はSNSに「総理の器ではないでしょうね、この程度で仕事に支障が出るようでは」と酷評。九州大の南野森教授は「今後この質疑が切り取られ中傷動画問題よりも重要なものが!高市さん疲れてて可哀想!的な論調で野党を批判する声が大きくなるかも」と論点のすり替えを警戒した。

   野党議員からも冷ややかな視線が注がれている。中道の伊佐進一衆院議員はSNSで「どの会社の社長も団体のトップも、真剣勝負の交渉の場の相手に対し、『忙しいから』とか『寝てない』とか、絶対言わないですよね」と批判。共産の山添拓参院議員は「民主主義の根幹である選挙をめぐる高市氏の陣営の疑惑であり、必要なら十分時間をとって準備すべきだ。深夜になる前に」と苦言を呈した。

   高市首相は6月5日、週刊誌報道について「いま私は日本国を背負って国家経営に取り組んでおります。本当にそういうことに時間を使っている時間は、暇はない。そういう思いでございます」と強調。これに対し、テレビ番組では同調する芸能人の声もあった。

   タレントの小倉優子氏は6月7日、TBS系情報番組「サンデー・ジャポン」で「国会でこれを今討論してるのってすごく時間がもったいないと思っちゃう」として、「私もシロだったらシロで、ちゃちゃっと終わらせて、もっと大切なことを国会で答弁してもらいたい」と発言。タレントの眞鍋かをり氏も6月21日、テレビ朝日系情報番組「ビートたけしのTVタックル」で「誹謗中傷動画の真相究明は必要かもしれないけれど、国益を考えて国会の時間を使ってほしい」と自論を述べた。

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