「中国経済は低迷しているわけですから、やはり日本と経済協力したい」
「中国経済は低迷しているわけですから、やはり日本と経済協力したい」というのが中国側の本音で、日中貿易をリードしてきた「日本国際貿易促進協会」の幹部が6月22日に北京を訪問して、中国外務次官と会談した。再び止められてしまったが、中国の旅行会社が日本行き団体ツアーの募集を始めようとしたのは、「そろそろ再開しなきゃいけない」という空気が中国政府の中にもあるからだろうと柯さんは分析している。
拘束された邦人2人の釈放を巡る交渉をきっかけに、日中関係の見直しに進めるのではないかなど「(中国側には)いろいろな思惑があると思いますね」(柯さん)ということだが、カードは向こうにある。中国敵視を強める高市首相、切り返す妙手はあるか。
(シニアエディター 関口一喜)