長期にわたって活躍し続けるE231系
たとえば、武蔵野線では、209系500番台が使用されている。もともと中央・総武緩行線で使用されていたもので、10両編成から8両編成に短縮し、黄色い帯をオレンジに変えて走行している。1998年に導入されたこの車両は、武蔵野線に2010年に転属した。
JR東日本の場合、ある路線で走っていた車両が、多少形を変えて別の路線で走るということは、結構多い。編成を短くしたり、車体を改造したりして、車両を大切に使う。さすがに余剰が出た車両は廃車にする。減価償却が済んでいるから問題はないのだ。
2000年に本格的に登場したE231系は、いまなお現役で都心部を走っている。中央・総武緩行線ではこの車両がメインである。また、常磐快速線でもこの車両が取手までの直流電化区間で使用されている。
上野東京ラインや湘南新宿ラインでは、グリーン車を連結したE231系が長い年月にわたって走行し続けている。上野東京ラインがなかった時代、東北本線・高崎線方面に登場した際にはグリーン車はなかったが、2004年10月からグリーン車が連結されるようになった。
E231系は山手線にも投入されていたが、その車両は中央・総武緩行線に転籍し、いまに至っている。