新規開店のヨドバシ池袋、玩具売り場に「大人」殺到 ポケカの次はベイブレード...転売目的?争奪戦が動画拡散

   家電量販チェーン大手「ヨドバシカメラ」が東京・池袋に新しくオープンさせたマルチメディア池袋店で、玩具売り場に客らが押し寄せ、商品の争奪戦をする様子を撮った動画がX上で投稿されて話題になっている。

   大人がほとんどで外国語が飛び交っていることなどから、転売目的での来店とみられている。中国などで人気が出ているベーゴマ玩具「ベイブレードX」を目当てにしており、同店では、買い占めを防ごうと販売制限を行った模様だ。

  • ベイブレードXの商品(ニュースリリースから)
    ベイブレードXの商品(ニュースリリースから)
  • ヨドバシカメラのサイトから
    ヨドバシカメラのサイトから
  • ベイブレードXの商品(ニュースリリースから)
  • ヨドバシカメラのサイトから

香港などで4月ごろからベイブレードがブームに

   「後ろから押さないで下さい!」。ベイブレード売り場で、ヨドバシの店員が声を張り上げる。

   男女の客らが商品を展示した棚を目がけ、押し合いになっている。店員は、「同じものは1点まで! 合わせて3種類までです」と案内したが、外国語が飛び交う中で通じているのかは不明だ。いくつもの商品を抱えたり、カゴに詰め込んだりして、レジに向かう客らもいた。

   こうした売り場の様子を伝える動画は、2026年6月30日にX上で投稿された。

   ベイブレードは、日本の伝統玩具「ベーゴマ」を現代風にアレンジした商品だ。玩具大手のタカラトミーが1999年に発売し、23年から第4世代のベイブレードXが出ている。ベイブレードのコマをぶつけ合うなどして、どちらが長く回り続けるかなどを競い合う。報道によると、香港などでは、ベイブレードが4月ごろからブームになっている。

   ヨドバシ池袋店は、西武池袋本店内で30日にオープンしたばかりだ。ネット上の情報によると、関東最大級の店舗として、ベイブレード商品の品ぞろえがよかったという。

   ところが、午前9時30分の開店と同時に売り場へ客が押し寄せ、商品の争奪戦となってしまった。外国語が飛び交い、ダッシュしたり、割り込んだりするなどの危険な行為もあったとの情報もあった。こうした状況を考えたのか、売り場の店員らが商品を展示した棚を撤去していたともいう。

ヨドバシ池袋店では販売制限を行った模様

   人気のポケモンカードゲームやガンプラについては、ヨドバシ池袋店が対策を取っていたとみられている。

   売り場には、ポケカなどの各種ブースターパックやガンプラの人気商品について、「販売はございません」と赤字で強調する貼り紙があったとX上で投稿されていた。

   一方、ベイブレードについては、売り場で販売制限をかける様子が報告されたものの、ヨドバシ側も、ポケカなどのような対策は取っていなかったと指摘する声が出た。転売目的の客らは、そこに目を付けて相次いで押しかけたのではないかともみられている。

   ネット上でも、「ベイゴマそんなに流行ってるんですか?」「ベイブレードまで転売か」「子供が誰もいない。。。」などと驚く声が漏れていた。

   商品の争奪戦が起きた状況について、ヨドバシカメラの広報担当者は7月3日、「事実確認ができていませんので、コメントは差し控えさせて下さい」とJ-CASTニュースの取材に答えた。

   中国などでの人気過熱のためか、販売元のタカラトミーは、ベイブレードの品薄や欠品が続いているとして、6月に入って、商品の増産体制を整えたり、公式サイトで一部商品の抽選販売を行ったりする対応を行っている。

   商品を3000円以上買えばベイブレードの動きを変える軸先のビット1種をプレゼントするキャンペーンを7月11日から行うとしていたが、開催を延期したと30日に公式サイトで発表した。理由としては、「店頭での混雑や来店集中が予想されることから、お客様の安全確保を最優先に考え」たとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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