異例の「国会空回し」 「高市首相は現実に向き合ってもらわないと」...「サンモニ」で識者指摘

   与野党の対立で国会が空転するなか、2026年7月5日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)は与党内でも国会運営についてまとまらない状況について取り上げたが、コメンテーターから「異常事態だ」という発言が出た。

  • 「空回し」の状態が続く国会
    「空回し」の状態が続く国会
  • 高市早苗首相(2026年1月撮影)
    高市早苗首相(2026年1月撮影)
  • 「空回し」の状態が続く国会
  • 高市早苗首相(2026年1月撮影)

野党欠席で審議時間だけがカウントされて行く

   野党側が与党の国会運営に反発し、全ての審議拒否する姿勢をとり続けている。本会議や特別委員会などの委員会でも、与党側だけが出席し野党議員の席は空のまま。法案のやりとりは行われなくても審議時間はカウントされていく「空回し」と呼ばれる異常な状態だった。

   毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんは「空回りならわかるが、空回しという状況を初めて見た。空席のまま、無言で10分とか30分とか過ぎていく。私たちの税金がああいう人たちの給料に使われているんだなと素朴な怒りを感じた。そもそも、高市首相の総裁選での中傷動画疑惑とかサナエトークンに対する野党側の追及に、誠実に答えようとしない。あげくに陳述書を読んでくださいという。木で鼻をくくるようなことで、ここから国会がおかしくなってきているということを考えると、高市さんに現実に向き合ってもらわないといけない」と注文をつける。

「司令塔なき学級崩壊状態と言ってもいい」

   ジャーナリストの松原耕二さんは「今の国会をみていると、いろんな人の思惑が入り乱れて、ある種、司令塔なき学級崩壊状態と言ってもいい。消費減税や皇室典範の法案もわざわざ野党と話し合う場を設けたのに、そこで一度も議論していないものがいきなり出てきてしまう。あれも首相官邸と自民党の実力者の間の思惑はいろいろあるのだろうが、あんな乱暴なやり方はあまり見たことがない」とあきれ顔だった。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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