米トランプ大統領支持率低迷、中間選挙へ逆転の一手...「多少手荒な真似をしても中間選挙に勝ちたいのだろう」峯村健司氏が指摘

   建国250年を祝う式典で言いたい放題、やりたい放題のパフォーマンスが目立った米トランプ大統領。2026年7月5日放送の「Mr.サンデー」(フジテレビ系)は今秋に中間選挙をひかえるトランプ政権の行方を探った。

  • ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)
    ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)
  • ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)
    ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)
  • ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)
  • ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)

不支持率は58%

   キヤノングローバル戦略研究所上席研究員の峯村健司さんは「すべては秋の中間選挙で勝つための最高のお祭りを利用した号砲だ」と解説。アメリカの調査会社によるとトランプ大統領の支持率は40%前後に対し、不支持率は58%近くまでになっている。峯村さんは「今回の中間選挙はトランプさんに厳しい選挙になる。共和党が負けて民主党が圧勝するのではないかという見立てが主流だと思うが、私もそういう見方だった」と話す。

   アメリカの政府関係者と太いパイプを持つ峯村さんが取材したところ、「必ずしもそうではなかった」と意味ありげな発言をする。トランプ陣営のまさかの一手で風向きが変わる可能性も出てきたというのだ。そのまさかの一手とは何か。

「ゲリマンダー」で形勢逆転を狙う

   峯村さんはキーワードに「ゲリマンダー(選挙区の書き換え)」を挙げる。「もともとは選挙区割りを人口に応じて10年に一度、区割り替えをしていて人口の動態にあわせる形で有権者を選んで行うものだが、トランプさんはこれをかなり前倒しで進めている」と解説。「これがスタート地点で共和党が有利な状況になりつつある。多少手荒な真似をしてもなんとかして勝ちたいというのがゲリマンダーの本音だろう」と話す。

   本来の区割り変更は2030年だがそれを4年も早め、共和党に有利になるように各州に要請しているともいう。峯村さんは「テキサス、フロリダ、オハイオ...オセロのように変えていき、今は共和党が覆している状況。ひょっとしたら共和党が勝つ可能性が出てきたのではないかというふうに見ている」と、トランプ大統領の掟破りの一手で逆転勝利の可能性を指摘した。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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