中道改革連合の松尾明弘前衆院議員が2026年7月5日、自身をめぐる批判の声を受け、「国旗損壊罪」を絡めて反論した。
「リアルミラーボール戦隊に会いに来てください!」
発端となったのは、松尾氏が4日に行った田町駅でのYouTube配信のお知らせ投稿だった。松尾氏は田町駅のデッキで港区議会議員らと配信を行うとし、「リアルミラーボール戦隊に会いに来てください!」と呼びかけていた。
「ミラーボール戦隊」とは、25年夏に行われた参院選の際、公明党の川村雄大参院議員の街頭演説会で誕生したグループだ。当時のSNS投稿によると、松尾氏や港区議らが、華やかなスパンコール生地のベストと蝶ネクタイを着用して応援演説を行ったことから発足。その後も街宣活動などで同様の衣装を着用してきた。
松尾氏は配信を知らせる投稿でも、この「ミラーボール戦隊」の衣装を着用。キラキラと輝く真っ赤なベストに赤いスパンコール付きの蝶ネクタイをつけ、右手でピースサインをする自身の写真を添え「まもなくスタートします!」としていた。
この投稿に対し、一般ユーザーが「奇抜な芸人ファッション」などと批判するリプライを寄せた。他のユーザーからも、「お笑いがやりたいんですか?」「ふざけているようにしか見えない」などの声が上がった。
「芸人ファッションで不愉快にさせた罪、で処罰される社会になるかも」
松尾氏は批判投稿を引用し、「不愉快に感じさせてしまい申し訳ありません」と謝罪した。
その上で、「近いうちに、芸人ファッションで不愉快にさせた罪、で処罰される社会になるかもしれませんね。国旗損壊罪とはそういう法律なので」とつづった。
松尾氏が言及した「日本国旗損壊罪法案」は、日本の国旗を傷つける行為に刑罰を科すもので、6月26日に衆院内閣委員会、30日に衆院本会議で可決している。
国旗損壊罪をめぐっては「表現の自由を害する」「基準がわからず不安だ」といった反対意見もある。なお、中道改革連合、立憲民主党、公明党の3党は、国旗損壊処罰法案に反対する方針を示している。
投稿を見た人からは納得の声もある一方、「嫌味な言い方では支持されないと思う」「国旗損壊罪を持ち出す必要があったのか?」など、冷ややかな反応が相次いでいる。
また、松尾氏のもとには「ミラーボール戦隊」の衣装について、「衆議院選挙失敗のイメージがついてしまったのでは」などとする指摘も寄せられた。
松尾氏はこの質問に対し、「おっしゃることは理解します」とした上で、「本街頭演説会は公明党港区議団の仕切りで、先方に合わせるのは普通と考えること、公立中で3党協議をしているなか、現場の距離感も縮めていくべきであること、等からこのスタイルでした」と説明している。
不愉快に感じさせてしまい申し訳ありません。
— 松尾あきひろ【中道改革連合・東京7区(港区・渋谷区)】前衆議院議員・弁護士 (@matsuo_akihiro) July 5, 2026
近いうちに、芸人ファッションで不愉快にさせた罪、で処罰される社会になるかもしれませんね。
国旗損壊罪とはそういう法律なので。 https://t.co/235jWn9LJV