福岡県議会議長のポストをめぐって金銭授受に関係したとされる中尾正幸副議長が会見したが、2026年7月15日放送の「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)に出演した橋下徹さんは、地方議会の議長がいかに魅力的なポストなのかを解説した。
任期は4年なのに1年交代が慣例化「たらいまわし」批判
橋下さんは「地方議会は知事・市長と議会と分かれているが、国政で言えば議員から選ばれる総理大臣までの権限はないけれど、議長は議会の中での頂点で、みんなそこを目指す」と、議長の「魅力」を説明した。
福岡県議会では議長が1年交代で入れ替わることについて、テレビ西日本の川崎健太記者が「ポストのたらいまわしと批判されていて、議長は名誉職ではあるが、自民党県議団の中でポストをわけあっている」と現状を紹介する。
橋下さんは「これが福岡県議会だけみたいな話になっているが、全国地方議会みなそうです。議長は4年の任期だが1年で辞任して次にまわしていく。議長、副議長になると特別な部屋がもらえる、公用車がつく。いろんな式典に行くと、議長ということで来賓席に呼ばれるとかがある」と議長の「特典」を挙げた。
「北新地のクラブを借り切って議長選の事務所にしていた」
橋下さんはさらに「議長経験者は写真もずっと飾られるし、役所のほうも一目置くということもあるし、議員としてはやはりそこを目指す。お金のやりとりじゃなくても、議長になるためにいろんな多数派工作があるのは間違いない。議長になりたい人はお金を配らなくても、以前はたとえば北新地のクラブのようなところを貸し切りにして、そこを議長選の選挙事務所にして議員は出入り自由にしたりしたということがよくあった」と話した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)