国会の会期延長が決まった2026年7月17日放送の「プライムニュース」(BSフジ)で出席者がキーワードをあげて高市流国会運営を読み解いた。橋下徹さんは秋の内閣改造にまで踏み込んだ。
永田町の慣例を無視して、とりあえず突っ走っていく
橋下さんは高市政治のキーワードとして「戦略なき突進」を挙げた。
「高市さんが期待されているのは突進。今までの永田町の慣例を無視して、とりあえず突っ走っていく。いろいろ批判はあるが、ふたをあけてみたら基本的には予算にしても法案にしても成立させている。ただ、高市さんと維新政治の特徴は戦略がない、突進するだけで」と話す。
戦略なき突進がいかに危ないか。橋下さんは「外交安保、安全保障問題で他国との武力衝突の時に戦略なき突進をやったら国民が大犠牲になる、それが太平洋戦争だった。高市さんの威勢のよさとか突進は評価する部分があるが、他国との武力衝突でそれが一番嫌だったので、いろんな番組で高市さんに何度も言わせてもらった」と話す。
「副首都担当大臣候補は松沢成文、猪瀬直樹の両氏、ただし党内人望がない」
果たして残りの会期で高市&日本維新の会の突進力は奏功するのか。自維両党が提出している「副首都法案」は参議院で審議入りもしていない。
橋下さんは「(参議院で否決されても衆議院で)3分の2の再可決をやるというのが維新の認識。永田町の常識ではありえないけれど、参議院で成立しないのなら国会延長かけて3分の2の再可決をする。高市さん、維新の吉村さんはそこまで覚悟を示しているというのが維新内の認識。副首都法案が成立するとなれば(維新が担当する)大臣は一択しかない。副首都担当大臣だ。このポストは、実務能力者で知事経験者の松沢(成文)さんか猪瀬(直樹)さんしかいない。ただしこの2人は党内で人望がない」と話す。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)