警察官には、警棒と拳銃の間に武器がない
制服警察官が携行しているのは警察手帳、耐刃防護衣、手錠、警棒・拳銃、携帯無線機・無線受令機、警笛となっており、このうち制圧に使う武器は警棒と拳銃だけだ。
そもそも、至近距離から対象を叩くための警棒と、殺傷力の高い拳銃との間に、制圧のための武器がないのである。
アメリカやカナダの警察では、対象に2本の針を刺し、電流で5?10秒間行動不能にする、低致死性のテーザーガンが配備されている。
松原仁氏は、衆院議員だった2021年以降たびたび、テーザーガンの採用を求める質問主意書を提出している。
だが、時の政府は「新たな装備資機材の整備及び活用の在り方については、引き続き検討中である」という答弁にとどまっている。
今年、最新作が公開される『踊る大捜査線』の名台詞ではないが、事件は現場で起きている。
事件の凶悪化が叫ばれる日本において、現場に即した議論が速やかに行われるべきではないだろうか。