ナウル共和国政府観光局が2026年7月30日、同国が29日に正式国名を現地語に基づく「ナオエロ共和国」に変更したことについて、声明を公開した。
「ナオエロはすでに国民のアイデンティティ」
ナウル共和国は太平洋の小さな島国で、政府公式フェイスブックアカウント「The Government of the Republic of Naoero(ナオエロ共和国政府)」が29日、「ナオエロ共和国は、かつてナウルとして知られていた国の新しい正式名称です。略称は『ナオエロ』となり、国コードは『NRO』に更新され、国民は『デイ・ナオエロ』と呼ばれることになります」と報告した。
20日に同国のデビッド・アデアン大統領が議会で表明したもので、国民投票を行わずに決定されたという。
文書では、国民投票を行わなかった理由について、「ナオエロはすでに国民のアイデンティティであり、国の紋章にも掲げられ、地域社会でも日常的に使われている。そして、憲法上でも認められている」と説明。「ナオエロという名称は決して失われたものではなく、むしろ完全に受け入れられるのを待っていたものだ」としていた。
アデアン氏は、国名の変更について「政治の問題ではなく、国民のアイデンティティや国家の歴史、先祖の伝統を守り、子どもたちの未来を強固なものにするためのもの」と主張した。
また、国際機関や各国にはこの変更が正式に通知され、名称変更への移行作業が開始されているともしていた。