プロボクシングの元世界2階級制覇王者・畑山隆則氏(51)が、2026年8月6日に公開されたユーチューブ動画「ぶっちゃけチャンネル」に出演し、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、33)の「フェザー級統一戦」に期待を寄せた。「フェザー級まで行ってほしい」井上は5月2日に東京ドームで行われた防衛戦で、世界3階級制覇王者・中谷潤人(M・T、28)に判定勝ちし、王座防衛に成功した。スポーツ紙の報道によると、年内の試合は予定していないという。27年初めに、WBA世界バンタム級スーパー王者の「バム」ことジェシー・ロドリゲス(米国、26)との対戦が、有力視されている。これまで一貫して井上の実力を高く評価している畑山氏は、「(井上に)全く衰えが見られない」と分析した。畑山氏の発言を受け、元世界王者の渡嘉敷勝男氏(66)は、元5階級制覇王者で、50戦無敗(27KO)の戦績を誇るフロイド・メイウェザーJr(49)を引き合いに出し、次のように語った。「フェザー級まで行ってほしい。5階級を無敗で制覇。5階級制覇のメイウェザーは今でも名が残っている。メイウェザーに勝つには、5階級を無敗で制覇してKO率で勝つしかない。井上チャンピオンが勝てば、メイウェザーの名前がちょっと落ちる。井上チャンピオンの名前は永遠に残る」井上は、プロ33戦全勝(27KO)と、ほぼ完ぺきなレコードだ。報道によると、井上は35歳で引退する意思を示しており、残された時間は少ない。畑山氏は、井上の今後についてメイウェザーの50戦を考慮し、「これから17戦はできないと思う。やっても5戦じゃないかな」と予想。そして、スタッフから「最後の5戦、どのような試合を見たいか?」との質問には、こう答えた。「井上がフェザー級に上がったとしても倒せないとは思っていない」「今、噂されているバム。その後、フェザー級王座を取る。それで中谷と再戦。あわよくば、フェザー級の誰かと統一戦をやって、その選手がタイトルを2つか3つ持っていて、それを全部吸収(統一)してしまうみたいな」井上は、将来的に1階級上のフェザー級への転向を視野に入れている。もしフェザー級王座を獲得すれば、ライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級に続いて、世界5階級制覇を達成する。畑山氏は、井上の可能性について、次のように持論を展開した。「井上チャンピオンに負けた(スティーブン)フルトンが、フェザー級チャンピオンになった。フルトンに負けた(ブランドン)フィゲロアが、(現在)チャンピオンになっている。ボクシングには三段論法は通用しないが、フィゲロアのボクシングをみたら、どうやっても井上チャンピオンに勝てるボクシングではない。井上チャンピオンがフェザー級に上がったとしても、倒せないとは思っていない」年内は休養に当てる井上。27年はどのようなパフォーマンスを見せるのか。世界のボクシングファンが注目している。
記事に戻る