AKB48倉野尾成美、熊本へ届けた「365日の紙飛行機」 「励みになった」の声を胸に新公演へ

   AKB48が2026年8月7日、東京・秋葉原のAKB48劇場で新公演「夢のポップスター」をスタートさせた。全メンバーを対象に実施した歌唱審査を経て選ばれた8人が初日を飾り、AKB48の20年の歴史を彩ってきた楽曲を中心に構成。「歌って踊る」というグループの原点を改めて打ち出した。

   グループ総監督で熊本県出身の倉野尾成美さん(25)と長崎県出身の山口結愛(ゆい)さん(17)は、最終リハーサル(ゲネプロ)後の記者会見で、8月3日に出演した歌番組「CDTVライブ!ライブ!」(TBS系)で披露した「365日の紙飛行機」に言及。熊本地震の被災地にエールを届けたステージへの反響を振り返った。

  • 「夢のポップスター」公演初日メンバー8人。左から久保姫菜乃さん、山口結愛さん、山﨑空さん、山内瑞葵さん、倉野尾成美さん、新井彩永さん、坂川陽香さん、高橋彩音さん
    「夢のポップスター」公演初日メンバー8人。左から久保姫菜乃さん、山口結愛さん、山﨑空さん、山内瑞葵さん、倉野尾成美さん、新井彩永さん、坂川陽香さん、高橋彩音さん
  • グループ総監督で熊本県出身の倉野尾成美さん
    グループ総監督で熊本県出身の倉野尾成美さん
  • 長崎県出身の山口結愛さん
    長崎県出身の山口結愛さん
  • 新公演は公演名と同じ「夢のポップスター」で幕を開ける
    新公演は公演名と同じ「夢のポップスター」で幕を開ける
  • 2曲目には「偶然の十字路」を披露
    2曲目には「偶然の十字路」を披露
  • 「Get You!」は4曲目に披露された
    「Get You!」は4曲目に披露された
  • 「夢のポップスター」公演初日メンバー8人。左から久保姫菜乃さん、山口結愛さん、山﨑空さん、山内瑞葵さん、倉野尾成美さん、新井彩永さん、坂川陽香さん、高橋彩音さん
  • グループ総監督で熊本県出身の倉野尾成美さん
  • 長崎県出身の山口結愛さん
  • 新公演は公演名と同じ「夢のポップスター」で幕を開ける
  • 2曲目には「偶然の十字路」を披露
  • 「Get You!」は4曲目に披露された

「誰かの心に刺さることができているのであれば、それは本当に幸せ」

   熊本出身者として故郷や被災地へ届けたい思いを問われた倉野尾さんは、

「秋元さんが書く詞はすごく自分も『そうだな』と思ったり、聞いてくださる方もそれぞれの人生で思い方、受け取り方は、それぞれあると思う」

と切り出した。

   地元の熊本県が困難な状況にある中でも、倉野尾さんのもとにはCDTVのパフォーマンスを見て「励みになったよ」といった声が寄せられたといい、歌で伝えていくことへの思いを新たにしていた。

「自分の歌でもこうして誰かの心に刺さることができているのであれば、それは本当に幸せだとすごく思う。AKB48の楽曲の良さは、本当にそこ(誰かの心に刺さる)でもあるので、しっかり詞を歌で伝えられるように、この公演を通して頑張っていきたい」

   山口さんは、番組出演を

「今の時期は大変だったり、暗い気持ちになっていたり、まだまだ怖い気持ちの方もいらっしゃると思うので、その方たちに向けて、私が少しでも勇気や元気を与えられたらいいなと思って、自分なりに気持ちを込めて歌わせていただきました」

と振り返り、

「私の歌で『ゆいち(山口さんの愛称)のおかげで勇気が出た』とか、『すごく元気をもらえたよ』と思ってもらえたらうれしい。歌で人の心を元気にできるように、これからも楽しく歌っていけたら」

と、歌を通じて人に寄りそうアイドルを目指したい考えだ。

自己採点「1830点」に込めた思い

   「夢のポップスター」は、24年の劇場リニューアルで始まった「ここからだ」公演に続く新公演。

   オープニングでは、公演タイトルにもなった「憧れのポップスター」を皮切りに、「偶然の十字路」「必殺テレポート」「Get you!」を立て続けに披露。ユニットパートでは「涙の湘南」「思い出すたびにつらくなる」「君はペガサス」など歌唱力を前面に押し出した構成となった。アンコールでは「金の羽根を持つ人よ」「To be continued.」、が披露され、「やさしさの地図」で締めくくる構成だ。

   倉野尾さんは冒頭発言で、「歌唱力を活かしたパフォーマンス」はもちろん「歌だけではなく、歌とパフォーマンスで届ける最高のポップスターを目指していこうという気持ちがある」と公演コンセプトを説明。「最低点が初日、となるくらい、どんどん磨いていって、いろいろなAKB48を届けたい」と意気込んだ。

   リハーサルの自己採点を問われると、「1830点です!」と笑顔で回答。AKB48劇場と、改めてコンサートの開催を目指している東京ドームとの距離が1830メートルあることが知られている。さらに、公演ラストを飾る「やさしさの地図」がアルバム「1830m」(12年)の収録曲であることにも触れ、「(ステージ)後ろのLEDにも実は東京ドームが映っている」と明かした上で、

「AKB48としての目標は、やはり大きなステージ、東京ドームかなと思う。改めてそこのステージにも立てるような、立っても恥ずかしくない存在になれるよう歌って踊って頑張っていきたい」

と語った。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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