閣外に出て勝負...林芳正・前総務相は高市首相に勝てるのか 「穏健保守」の旗で総裁選へ向けじわりスタート

旧岸田派のナンバー2で「穏健保守、財政規律重視派の旗頭」

   林氏は旧岸田派のナンバー2で「穏健保守、財政規律重視派の旗頭」とされており、次期総裁選では有力な候補となる。9月1日の外国特派員協会の会見では流ちょうな英語を駆使して、対中政策などを語ったが、SNSでは「力強い断言や言い切り」で人気の高い高市氏とは対照的な「弱腰」政治家に映ったようだ。

   しかし、自民党内では、消費税減税問題で政府案に公然と反対をした河野太郎・元外相や小渕優子・元経産相ら「非主流派」がじわりと拡大している。臨時国会や防衛費の拡大をはじめとする来年度予算編成など政局の展開によっては、内閣支持率をも直撃しかねない。

   また、森山裕・前幹事長が「(林氏は)十分に(首相を)務める能力を持っている」として林氏を支援する構えを見せており、日中友好議連会長をはじめ与野党の広い人脈があるだけに、高市氏にとっては気になる動きだ。

(ジャーナリスト 菅沼栄一郎)

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