民主党政権から野党再編まで...立憲、歴史刻んだ「三宅坂ビル5階ホール」手放す 財政難で党本部6→1フロアに

菅直人氏の代表就任会見、民進党分裂につながる総会も

   三宅坂ビルは1965年完成の地上10階、地下2階建て。民主党が97年に党本部を移し、政権与党だった2009~12年も使い続けた。その後も民進党、旧国民民主党と、民主党の流れをくむ政党の拠点になってきた。

   特に5階ホールは、両院議員総会や記者会見の会場として、メディアを通じて国民の目に触れる機会も多かった。10年6月には、民主党代表に選ばれた菅直人氏が記者会見し、その4日後に首相に就任。与党時代の12年11月には、野田佳彦首相(当時)が、政権を失うことになる衆院選のマニフェストを発表した。

   野党再編の転機にもなった。17年9月、民進党の前原誠司代表(当時)が、衆院選に向けて希望の党から候補者を擁立する方針を示した両院議員総会も、この5階ホールで開かれた。党の分裂につながる場面だった。22年夏の参院選では、立憲の開票センターとして使われた。

   最近では、中道改革連合の代表選で候補者が演説する舞台にもなった。党名や顔ぶれが変わっても、議員が集い、党の進路を示す場所として使われてきた。

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