ドンキ流再建で「子どものおもちゃ屋」から脱却なるか
そんなトイザらスの事業を引き継ぐパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)には、どんな勝算があるのか。
PPIHはトイザらスが持つファミリー層との強い結びつきを評価する一方、従来のベビー・キッズ向け中心の品ぞろえから、新たにキダルト領域まで対象を広げる方針を示した。
体験型売り場の導入も進め、子どもや家族連れだけでなく大人やシニアまで楽しめる店舗を目指すという。少子化社会を踏まえて市場の変化に合わせれば、巻き返しは可能だと判断したのだろう。
かつて日本の玩具店を圧倒した、大型店舗とファミリー層向け商品を軸にしたアメリカ型モデル。トイザらスは、その成功体験が時代の変化によって足かせとなり、成長する玩具市場で取り残されてしまった。
PPIHの「ドンキ流」再建によって、ファミリー層という財産を残しながら「子どものおもちゃ屋」から脱却し、大人世代を取り込めるか。トイザらス再生の成否は、そこにかかっている。