2026年10月12日に共産党の第10回中央委員会総会が行われた。その中で、田村智子委員長が国政選挙での野党共闘路線を転換する方針を表明したと同日に共同通信社が報道。これに対し、田村氏ほか、共産党の議員らがXで否定している。
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共産党の田村智子委員長(2024年3月撮影) -
共産党の小池晃書記局長(2024年7月撮影)
「提案・報告は全部ネットで公開されています」
共同通信社は、田村氏が総会の中で示した27年1月の党大会決議案の中で、野党共闘路線の転換方針を表明したと報じた。
一方、田村氏は同日にXで、「日本共産党第30回党大会大会決議案のどこにも、このような記述はありません」と否定。さらに、「昨日の決議案の提案報告でも、政治を変える力は、緊急の一致点での共同であることを強調しました」とつづった。
また、「日本共産党の議席を伸ばすことが必要というのは、今の国会の議席を見れば当然のこと」とし、「とりわけ、『憲法守れ、大軍拡反対』の国民的な運動を起こして、確かな共同を構築するために奮闘します」と、引き続き党が掲げてきた「市民と野党の共闘」を維持することを示唆した。
志位和夫議長もXで「『野党共闘路線を転換』などとは決議案に一言も書いていない。どんな情勢のもとでも一致点にもとづく共闘を追求するのは不動の方針です」と否定。
さらに前衆議院議員の宮本徹氏もXで「共同通信さん、誤報ですね」と断言。「どうしたのでしょう?昨日の会議、私も終日出ていましたが、そんな提案も報告もありませんでした」と疑問を呈した。
その上で、「提案・報告は全部ネットで公開されています」とし、「共同の力で政治を変えることは、共産党の綱領の根本方針です」とコメントした。