「韓国の至宝」キム・ハソン、年俸31億円も15安打 韓国メディア悲観「大リーグで生き残れるか」

   韓国メディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2026年10月26日、アトランタ・ブレーブスに所属する韓国出身キム・ハソン選手(31)について、「批判が殺到するのは避けられない」との見解を示した。

  • キム・ハソン選手(球団インスタグラムより)
    キム・ハソン選手(球団インスタグラムより)
  • 韓国出身大リーガーは、ほかにも。キム・ヘソン選手(写真左)はドジャースでプレー
    韓国出身大リーガーは、ほかにも。キム・ヘソン選手(写真左)はドジャースでプレー
  • キム・ハソン選手(球団インスタグラムより)
  • 韓国出身大リーガーは、ほかにも。キム・ヘソン選手(写真左)はドジャースでプレー

キムは今季キャリアワーストの成績

   キムは昨オフ、ブレーブスからフリーエージェント(FA)となり、1年2000万ドル(約31億円)でブレーブスと再契約を結んだ。

   高額年俸を勝ち取るも、オフ期間の1月に右手中指の腱を断裂。手術、リハビリで大きく出遅れ、開幕に間に合わず5月に復帰した。

   復帰後は打撃不振が続き、7月上旬に昨オフに負傷した右手指が炎症し、負傷者リストに入った。戦線復帰後も調子は上がらず、首脳陣の期待に応えられなかった。

   今季はレギュラーシーズン51試合に出場し、129打数15安打で打率.116、9打点、本塁打ゼロ。出塁率と長打率を合わせたOPSは.359だった。

   地元アトランタでは、高額年俸のキムのパフォーマンスに対して、複数のメディアが批判している。

   このような状況を踏まえ、「スポーツ朝鮮」は「ヒット1本あたり17億ウォン 米メディアが再びキム・ハソンを厳しく批判」とのタイトルで記事化した。

   記事では「惨憺たる成績でシーズンを終えたキム・ハソンに対する非難が相次いでいる」と書き出し、こう続けた。

「キム・ハソンの今季は、大リーグだけでなく、プロデビュー後にレギュラーの座を掴んで以来、キャリアワーストの成績となった。キム・ハソンの契約額は1年2000万ドルだ。アトランタ・ブレーブスは、遊撃手の不在という悩みを解決するため、キム・ハソンに少なからぬ金額を投資した。しかし、キム・ハソンはわずか15安打にとどまった。単純に計算すると、安打1本あたり133万ドル(約17億ウォン)を費やしたことになる。こうなると、批判が殺到するのは避けられない」

   同メディアは、キムが批判されるもうひとつの要因として、マウリシオ・デュボン選手(32)の存在を挙げた。

キムはアジア人内野手として初めてゴールドグラブ賞を受賞

   ユーティリティプレイヤーのデュボンは、今季はショート、外野のポジションをこなした。156試合に出場して打率.276、12本塁打、73打点、OPS.719を記録した。年俸は610万ドル(約9億6000万円)で、キムの約3分の1だ。

   「韓国の至宝」キムは俊足、強肩の内野手で、韓国プロ野球(KBO)時代には韓国代表としてワールド・クラシック・ベースボール(WBC)に2度出場。20年オフにポスティングシステムを利用してサンディエゴ・パドレスに移籍し、23年にはアジア人内野手として初めてゴールドグラブ賞を受賞した。

   「スポーツ朝鮮」はキムの今後について、「アトランタとの契約が満了したキム・ハソンは、再びFA市場に打って出なければならない。しかし、複数年契約を目指していた昨冬とは異なり、今回は大リーグでの生き残りそのものを考えなければならない状況だ。アトランタで結んだ好条件の契約を期待するのは難しい中、キム・ハソンが果たしてどのような解決策を見出すのか注目される」とした。

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