居場所特定や「デジタル誘拐」リスクも...学校行事のSNS投稿、ルール整備もトラブル続出 専門家警鐘「認識アップデートを」

「ある程度大きくなったら別の人格」...SNS投稿時の心構え

   一方で高橋氏は、自身の子に関するSNSへの投稿について、一律に否定しているわけではないと話す。例えば子が小さいころにワンオペ育児をしなければならない環境などでは、SNSのつながりが救いになるケースもあり、理解を示した。

   一方、「ある程度大きくなったら別の人格」と考えることが重要という。親がSNSに投稿することで、インターネット上に顔や名前が出ていると、「『自分の情報をネット上に公開しない』ということを決めることができなくなってしまう。本来、その選択権は自分(子ども)にあるはずです」と指摘する。

   SNSに投稿する場合は、本人の同意があり、かつ子が活躍している場面など将来的に恥ずかしくない、被害を受けづらい場面を投稿することを推奨する。遅くとも未就学児の時期を過ぎたらモザイクや後ろ姿のみを投稿し顔を隠す、本名は出さずにネットネームにすることも必要な配慮だとした。

   また、特定を避けるために、公開範囲を友人限定にする、リアルタイム投稿をしない、撮影している場所がわからないようにすることも必要だとした。

   子の友人やクラスメイトに関しては、「最低限でも許諾を得て、公開範囲は友達限定に。そうでなければ、基本的にモザイクやスタンプなどで隠すなどの配慮が必要になると思います」とした。

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