風邪ひき社員への「NGワード」――2位「仮病でしょ」 1位は?

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   国民的病気「風邪」。これから冬にかけて、“風邪ひき社員”が増えることだろう。とはいえ、バリバリ働くサラリーマンやOLにとって、ちょっとした風邪で休むのは気が引ける。そこで、病気を押して会社に来るわけだけれど、ちょっと待った。風邪をおして出社した人には、何て言ってあげればいいんだ?

   製薬会社グラクソ・スミスクラインコンタック総合研究所は2008年10月20日、20~39歳の男女620人を対象に実施した「かぜのスマート・マナー意識調査」の結果を発表した。そのデータをみると、風邪をひきながらも社内で頑張って働いている人に、どんな言葉をかければいいのか、あるいは、かけてはいけないのかがよくわかる。

結局「言葉よりもモノ」なのか?

   「かぜをひいて苦しんでいる時にいわれて、うれしい言葉は何ですか?」という質問に対して、ダントツで票を集めたのは、

「あまり無理しないでね」(64.0%)

   たしかに、風邪で弱っているときにこんな風に慰められたら、ホロっときてしまうだろう。これが異性となると、不遜ながら、「自分に気があるんじゃないか」と勘違いしてしまいそうだ。

   2位以下には

「何か買ってきて欲しいものはある?」(39.5%)
「温かいものを食べて早く寝てね」(33.9%)
「先に帰宅していいよ」(32.9%)
「辛そうだから、やってあげるよ」(22.6%)
「よく無理してがんばって来たよね」(21.9%)

などが並ぶ。どれも病気のとき以外は、絶対に誰も言ってくれない“優しいお言葉”ばかりだ。

   この結果について、東京都内のIT関連会社で事務をしている愛子さん(仮名)は、

「個人的には、言葉よりも行動で示してくれたほうがうれしいよね。前に、社内で具合が悪くなっちゃったことがあったんだけど、医務室に連れて行ってくれた子がいてね。しかも、その子は仕事の合間に、ジュースとか飴とかも持ってきてくれたのよ。こういうのが、本当のところはうれしい」

と「言葉よりも行動」を強調する。一方、経理部で働く綾乃さんは、アンケートの結果に納得しつつも、「風邪ひきさん」には言葉と一緒にモノをあげるのがいいらしい、と話す。

「コンビニに行ったときに『そういえばあの人、風邪気味だった』というのを思い出して、栄養ドリンクを買ってきてあげたら、後日、『あの時、ホント、助かったよ!』ってすごく喜んでもらえました。もしかしたら、相手の負担にならないモノを、さりげない感じで渡してあげるといいのかもしれませんね。あれ、これって恋の始まりにもなりそう(笑)」

「こんなこと言われたら、口を利きたくない」

   では、「かぜをひいて苦しんでいる時に言われて一番頭にくる言葉」は何か? この質問に対して、最も多かった答えは

「かぜぐらいで休むなよ」(55.0%)

   続いて、

「仮病じゃないの?」(48.4%)
「健康管理ができていないね」(40.5%)
「かぜ、うつさないでね」(28.4%)

という結果だった。どれも、言った人の人格まで疑いかねない、辛らつな言葉ばかりだ。

   こんなことを言われたら、女性はどう思うのか? 残業の多い、広告関係の仕事にたずさわる真奈美さんは

「どれもイラッとしますね。なかでも『仮病』や『健康管理』を口にされたら、逆に落ち込んじゃいますね。風邪で苦しい時に、反論する気にもなれませんし。私ってこんな風に見られてるんだ…と思ってしまいます。こんなこと言う人いるんでしょうか? そんなこと言われたら、今後、その人ちょっと口を利きたくないですね」

と、怒りに満ちた口調で訴えかけた。口は災いの元。風邪とともに気をつけたいものですね。

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