2019年 12月 9日 (月)

電子部品メーカー「出退勤システム」の思わぬ誤算

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「動かしてみないと何があるかわからない」

   管理会社のほうでも、バラバラの時間に何人もが打ち間違えて、そのたびにいちいち連絡を受けるとなると大変です。

   A社では、タイムレコーダの「出退勤ボタン」をよく確認してから打刻するようにと、全社を挙げて呼びかけました。しばらくしてトラブルは減りましたが、それでもなくなることはありませんでした。

   結局、試験導入を経て、A社ではICカードを使った管理システムを採用することに決めました。

「試験導入だったのでまだマシでしたが、あのときに一気に全社で導入していたら、今頃はどうなっていたことやら……。電子部品をつくっているということで、コンピュータ・システムには慣れていると思っていましたが、動かしてみないと何があるか本当にわかりませんね。今回ばかりは身に沁みましたよ」

最後は、A社の担当者が苦笑まじりに語ってくれました。

井上トシユキ

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井上トシユキ
1964年、京都市出身。同志社大学文学部卒業(1989)。会社員を経て、1998年よりジャーナリスト、ライター。TBSラジオ「アクセス」 毎週木曜担当。著書は「カネと野望のインターネット10年史 IT革命の裏を紐解く」(扶桑社刊)「2ちゃんねる宣言 挑発するメディア」(文芸春秋社 刊)など。
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