オトコも覗き見したい「女性目線」クルマ情報サイト

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    これまで男性目線で語られてきた乗用車=クルマを「女性目線」で見てみると、新しい魅力が発見できるのではないか。そんなコンセプトで立ち上げられたのが、女性向けのクルマ情報コミュニティサイト「カータイム(CarTime)」だ。「クルマに興味があるけど詳しくない」という女性でも楽しく読めるコンテンツが揃っている。

フェラーリから軽乗用車まで、クルマを「色」で検索

    カータイムのトップページの左上には「クルマを色から探す」というコーナーがある。クルマ好きの男性には違和感があるかもしれないが、女性にとっては総排気量より「見た目」のほうが重要だ。

    絵の具のパレットのようなカラーバーをクリックすると、フェラーリなどの高級外国車から国産の軽乗用車まで、多種多様な車種が表示される。ここから「コンパクトミニバン」や「セダン」などをクリック一つで抽出できるようになっている。

    サイトでは2008年12月10日まで、もっとも素晴らしい「色」のクルマを選ぶ「オートカラーアウォード2009@CarTime」への投票を募集している。財団法人日本ファッション協会の流行色情報センターが主催する「オートカラーアウォード」に協力会社として参加し、独自のランキングをつける。投票は女性限定、抽選でデジタル一眼レフカメラや商品券が当たるそうだ。

クルマを“色”で選ぶ! 女性限定の「オートカラーアウォード2009@CarTime」
クルマを“色”で選ぶ! 女性限定の「オートカラーアウォード2009@CarTime」


    また、女性は「他のどんな女性が、どういう理由で、何を買ったのか」という情報に興味を持つ。サイトには、営業トークではないユーザーの生の声が紹介されている。「ぶっちゃけ購入秘話」では「スポーツカーに乗るお花屋さん」など、実際にクルマを買った人の「購入のポイント」が、その人の「職業」や「ファッションタイプ」とともに掲載されている。

    さらに興味が高まった人は、「クルマ基礎知識」や「クルマ相談コーナー」に進めば、基本的な知識が得られる。座談会「女子大生のクルマ観」や「男と女のクルマ観」では、女性がクルマに対してどんな見方をしているかが分かる。男性も覗き見したくなるような内容だ。

女性目線で“クルマと過ごす至福の時間”を提案

    このサイトを運営するのは、企業の商品開発やSP(セールスプロモーション)をてがける株式会社カピィ。共同経営者の藤本美愛さんと大橋めぐむさんは、女性のユーザー目線でクルマの情報コミュニティを作りたいと考えたという。

「従来のクルマ情報は、男性目線で難しい専門用語が多かった。これを女性目線に切り替えて、メカニックな情報だけでない“クルマと過ごす至福の時間”を提案していきたい」(藤本さん)

    運転免許保有者数は、女性でも6割を超える。30歳から44歳では9割を超えている(平成20年交通安全白書)。経済的にも好みの面でも、奥さんや彼女に納得してもらうことが、クルマ購入の前提となる男性も少なくないだろう。いまやクルマ購入の決定権は、実は女性が握っているのかもしれない。

「クルマ以外にも、家電やカメラ、金融商品など、オトコ目線が強かった商品の分野がある。女性の視点を取り込んだマーケティングで、メーカーの商品開発のサポートをしたい。女性目線での競争が本格化すれば、クルマ離れの流れも変わるのでは?」(大橋さん)

    サイトには、結婚前にはクルマに興味がなかった夫が、コピーライターの妻に感化されて愛車を可愛がるようになった象徴的なエピソードが紹介されている。「クルマは必需品」「自分らしい生活には必要」という人にとって、魅力あるクルマとの出会いの場は貴重だろう。

女性のための車&カーライフ情報サイト「カータイム」
運営会社である株式会社カピィは、女性ユーザーを開拓したい企業を、調査・コンセプト企画からSP制作に至るまで幅広くサポート。商品開発とSP制作に関わった女性向け自動車損害保険商品が、販売開始から目標を大きく上回るなど、企画力が注目されている。



■ウェブサイト拝見

企業がウェブサイトで自社の製品やサービスをPRするのが当たり前の時代。サイトの良し悪しが広報戦略の成否を決める。ほかとは一味違う魅力的なサイトはどんな観点で作られているのか。そのポイントを探る。

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