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「ホスト募集詐欺」ひっかからないため必要なものは?

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   「最高の営業マンと詐欺は背中合わせ」。そんな刺激的な言葉を吐くのは、新書『営業と詐欺のあいだ』を書いた坂口孝則である。坂口は同書の中で、さまざまな詐欺の実例をあげながら、いかに詐欺と営業が紙一重であるかを説く。そのようなケースの一つとして挙げられているのが、次の"ホスト募集詐欺"だ。

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金持ち女性と「愛人契約」を結べばギャラがもらえる?

   ホスト募集詐欺というものがあります。これは、「カネが余ってしかたがない女性が日本にはたくさんいる。そういう女性と寝てくれれば、8割をギャラとして支払うよ」と誘うものです。応募した人たちは、まず登録料として20万円ほど請求されます。すると早速、ある女性からの指名があり、一晩をともにします。翌日業者から電話があり、「昨日会ってくれた女性があなたのことを大変気に入ったようだ。長期愛人契約を1000万円で結びたいといっている。しかし、あなたは登録したばかりでまだ信用がない。2割のマージンを保証金として支払ってくれ」と。男性たちは、前日の晩の興奮から覚めやらず有頂天となり、200万円を業者の口座に振り込みます。

   もちろん、それ以降の連絡はありません。もともと、その女性は性をひさぐことを生業としており、その女性との一晩を220万円で買ったことになります。

   これは、私を含む男性にとってはつらいことではありますが、「自分がそんなにモテるはずはない」という事実を直視すれば、そんなにウマい話などないことが分かります。摘発された業者の中には、短期間で10億円以上も荒稼ぎしていた例もあるようです。

   さほどの労力もかけないし、社会的に新しい価値を提供するわけでもないのに、儲かってしかたがないビジネス。そんなものが喧伝されていたら、まずは疑ってみる健全な精神と常識を持っておきましょう。

坂口孝則『営業と詐欺のあいだ』〔幻冬舎新書 150~151頁〕より)

(会社ウォッチ編集部員のひとこと)
本書に出てくる営業マンの手法と詐欺の手法を見ていると、たしかに詐欺と営業は紙一重かもしれない……そんな感想を抱かされてしまう。ならばいっそ本書で紹介されているような詐欺の手法を、営業に応用してみたら案外うまくいくのかも。

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営業と詐欺のあいだ (幻冬舎新書)営業と詐欺のあいだ (幻冬舎新書)
坂口 孝則

幻冬舎 2008-09
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