2021年 5月 7日 (金)

こんなシュガー社員は「クビ」になる!

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    最近の若手に増えている、甘やかされた「シュガー社員」。昔とは時代も感覚も違うとは言うものの、いつまでも放置していくわけにはいきません。「戦力化対象」か「戦力外」「お別れ」か、どんな態度や言動で見極めればよいでしょうか。若手社員には、自ら注意すべきチェックポイントとして読んでもらいたいと思います。

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社員は身分を無限に保障されているわけではない

    シュガー社員は、上司に向かって「会社のために頑張るという気はないですから」と公言する一方で、「会社には仕事を受注して従業員を雇用し、生活を保障する責任があるはずだ」と権利を主張します。しかし、経営者に給与を支払う義務があるのと同時に、従業員には業務に専念し、会社の指示に従って業績向上に貢献する義務があることを忘れてはなりません。これは「仕事の与え方を工夫する」以前の話です。

    ですから社員であっても、身分を無限に保障されているわけではありません。「お別れ」になるのは、会社の業績が悪化したときばかりではなく、例えば次のような場合には、会社から解雇される可能性があるのです。

・従業員の勤務成績または業務能率が著しく不良で、向上の見込みがなく、他の職務にも転換できない等、就業に適さないと認められたとき
・従業員の勤務状況が著しく不良で、改善の見込みがなく、従業員としての職責を果たし得ないと認められたとき
・従業員が正当な理由なく、しばしば業務上の指示・命令に従わなかったとき

    なお、会社と従業員の間でトラブルになった場合には、就業規則で定められていることがポイントになる場合があります。経営者には、就業規則の「普通解雇」「懲戒解雇」の定めがきちんと整備されているか、チェックをお勧めします。

田北百樹子(たきた・ゆきこ)
札幌市出身。田北社会保険労務士事務所所長。保険関係の手続や就業規則作成にとどまらず、人事考課制度導入や社員教育など、企業の人事労務を幅広くサポートしている。「シュガー社員」の名付け親で、09年3月にはシリーズ第3弾となる『ブラック企業とシュガー社員』(ブックマン社)を刊行。
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