人間だれでもつまらない仕事はしたくないもの。不景気なご時世でも、「こんな仕事やってられるか!」と会社を去っていく人はたくさんいます。Q&Aサイトの「教えて!goo」には、「雑用ばかりで辛い」という次のような相談が掲載されました。「大不況 転職すべきか」「定年まで雑用は嫌です」相談者のnyamyaさんが今の会社で働き始めて1か月。不満は毎日、雑用ばかりさせられていることです。コピーや印鑑押し、快気祝いの千羽鶴作成、封筒の作成・・・。たまらず、上司に「今後もこんな調子なんですか」と聞いたところ、「そうだよ ここにいる間はずーっと雑用をしてもらうけどなに?」とそっけない返事がかえってきたそうです。給料は手取りで12万円。定時で退社できるのはうれしいですが、雑用担当は自分一人だけで同僚との会話もなく、辛さばかりが募ります。そこで、Q&Aサイトに相談することにしました。「定年まで雑用は嫌ですでも会社としてはずーっとだそうです皆さんだったら辞めますか」「今の仕事を続けながら転職先を探したほうがいい」この質問に対して、「仮に退職するとしても、次を決めてから退職した方がいいですよ」というのはamalenurseさん。現在の不況をみて、「仕事があるうちまだ花です。仕事がなくて困っている人たくさんいますから」と安易な退職はしないほうがいいとアドバイスしています。同じような意見はほかにもあります。「あなたが書いているように大不況です、様子を見ながら、つまり今の仕事を続けながら転職先を探したほうがいいです、出来ればスキルなども身につけて」(bokerenjerさん)実際のところ、いまの不況下では、会社で雑用しかしていない人が転職先を見つけるのは、なかなか難しいでしょう。いくら仕事がつまらなくても、いまの会社に勤めながら転職先を探すのが無難といえそうです。「雑用のプロを目指しては?」一方、雑用の効用を説く人もいます。「雑用の作業意味なんかが理解できるくらいまではがんばったほうがいいと思いますけど。総務部なんかだと案外本当に雑用だって仕事があったりしますけど 社全体で見たときに必要な作業だったりするんですよね」(tapparaさん)「辞めるのはいつでも出来ますね。雑用のプロ(超専門家)を目指しては? 雑用も極めると、全てに通じますよ」(boke-chanさん)J-CAST会社ウォッチのコラム『「できるヤツ」と思わせる20のコツ』でも、雑用に前向きに取り組むことで将来が変わってくると説いています。nyamyaさんの場合も、雑用のスペシャリストになれば、いまは見えない道も開けてくるかもしれません。>>悩み相談拾い読み・記事一覧
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