2024年 3月 28日 (木)

10人いれば10種の「おいしい!」がある

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   花の金曜日。久しぶりに早く会社をでて銀座に行った。プランタンとマロニエゲートを横目に有名宝石店の入っているきれいなビルへ滑り込む。ベジタブル&フルーツマイスター、通称「野菜ソムリエ」の学校に行ってみた。

>>畑にかよう社長秘書の日記・記事一覧

「おいしい」だけでは足りない

三輪の提唱する「土ごと発酵」で作られた「元気野菜」たち。見栄えは普通だけど、味には自信がある
三輪の提唱する「土ごと発酵」で作られた「元気野菜」たち。見栄えは普通だけど、味には自信がある

   毎日何の気なしに食べている野菜や果物を「知らないで食べる」から「知って食べる」へ。小売業の方であれば「販売者」から「提案者」へと、野菜や果物の種類、旬、保存方法、栄養価、食べ方のバリエーションなどを学ぶ。

   教室に到着してびっくりしたのは、生徒の4分の1が男性であったこと。話を聞くと、スーパーの野菜売り場や果物担当など「販売する側」の方だった。普段から野菜や果物には接しているものの、その栽培方法や調理方法をもっとお客様に伝えたいと思って来校しているとのことだった。

   もっとおいしい野菜を食べたいと思う人が増加しているのとともに、それを導く人も増えているのだ。

   野菜のおいしさや特徴を知ったら、それを誰かに伝えるためにコミュニケーション能力を高めなければならない。「おいしい」だけでは不十分。もっとたくさんの味覚に関する表現を持っていなければ・・・

「食を通じて人を元気に。」を合言葉に、2008年10月1日設立。再現性のあるサスティナブルで「儲かる(=夢のもてる)農業」の実現を目指し、農業技術支援だけにとどまらず、人財教育、地域コミュニティの再構築など農業を通じて、日本各地の地方復興、就農者の増加のために現代農業の活性化に邁進している。
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