2019年 11月 20日 (水)

会社がつぶれる前に逃げろ!? 不況で「脱出型」転職が増加

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   不況の影響を受けて、転職する人の意識に変化が起きている。リクルートの調査によれば、2年前は「賃金への不満」を理由にした転職が多かったが、リーマンショック以降はその傾向が弱まり、逆に「会社の将来性や方向性への不安」を理由とする転職が増えている。

退職理由1位は「会社の将来性や方向性への不安」

   リクルートが運営する転職サイト「リクナビNEXT」は、景気悪化が鮮明になった2008年11月、転職者の動向と意識に関する調査を実施した。同サイトの利用者で転職が決まった人にアンケートして、609件の回答を得た。

   転職するにあたって前の勤務先を退職した理由はなにか――そのような質問に対して、もっとも多かったのは「会社の将来性や方向性への不安」という答えだった。リクルートでは、2006年にワークス研究所が同様の調査を実施しているが、そのときの退職理由の1位は「賃金への不満」で、「会社の将来性や方向性への不安」は4位だった。

   つまり、好景気だった2年前に比べて、「会社の将来性や方向性への不安」を理由にした転職が増えているといえる。一方、「賃金への不満」は1位から4位へと順位を落としており、賃金の多さよりも会社の安定性を求める人が増えたことをうかがわせる。

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