2019年 12月 7日 (土)

会社負担の「飲み会」増やせ!若手も意外とついてくる

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「最近の若い奴」は飲み会の効果を認めている

   10年ほど前の話だが、かつての上司が「最近の若い奴は誘っても断ってくるから、3回断られたらもう誘わない」と寂しそうにつぶやいていた。同様な体験をしたシニアの方もいるだろうし、逆に上司の誘いに辟易した30代の方も多いだろう。

   しかし、最近の職場では逆戻り現象が起きている。件の若い奴というのは「ジェネレーションX」といわれる世代で、アフター5はプライベートを優先させる傾向が強かった。しかし、それに続く「ジェネレーションY」世代(1980年代生まれ)の新人は、安定志向の中で上司や先輩との「きずな」を求め、社内イベントへの参加による人間関係構築が大切だと考えているのである。

   日本能率協会の「会社や社会に対する意識調査」によると、2008年度入社の新入社員の88.6%は職場の人間関係構築に飲み会が有効と考え、70.4%が社員旅行を、50.1%が運動会を支持している。まさに「最近の若い奴は誘っても断ってくるから…」が一昔前の話になってしまったことを意味している。

   そういえば、私自身の体験でも、新人研修などで新人個別の飲み会に誘われることが多くなったし、同業のコンサルタントからも、その手の話はよく聞くようになっている。

   ならば、最大限「飲ミュニケーション」の効用を活かして、職場の一体感を高め、組織運営にドライブをかけようではないか。組織運営に活かす以上は、個別の自腹の飲み会ではなく、予算化し、会社負担での飲み会の機会を増やしたい。会社負担となると、個別の飲み会を嫌うジェネレーションX世代たちも、不思議なことに参加するようになる。

大塚寿(おおつか・ひさし)
1962年群馬県生まれ。中央大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。ヤマメの養殖で留学資金をつくり、1991年5月より渡米、アメリカ国際経営大学院(サンダーバード校)にてMBA(国際経営学修士号)を取得。現在、マーケティング・コンサルティングやオーダーメイド企業研修を行うエマメイコーポレーション代表取締役。『職場活性化の「すごい!」手法』(PHPビジネス新書)など、著書多数。
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